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優秀作品の5人を表彰

本紙掲載日:2021-11-16
7面
「延JOYパラ・アート展」で入賞した(前列左から)倉爪さん、渡邉さん、清島さん、(後列は)甲斐さん

延JOYパラ・アート展

◆来場者の投票で決定

 9月に延岡市で開催された「延JOY(エンジョイ)パラ・アート展」で優秀な成績を収めた作品の表彰式が11日、市長応接室であった。

 同展は、障害のある人たちが同市在住の芸術家から指導を受けて制作した作品を展示するもので、国文祭・芸文祭みやざき2020の分野別フェスティバルの一つとして開催。市内の5事業所78人から208点の応募があり、9月19〜26日の会期中608人が来場した。会場では来場者が「特に良い」と思う作品(3点まで)に投票を呼び掛け、401人が参加。各部門で最も得票の多かった人を表彰した。

 表彰式では、国文祭・芸文祭みやざき2020の延岡市実行委員会会長の読谷山洋司市長が、清島晴乃さん(28)=SUNクラブひまわりぷらたなす、陶芸の部=、渡邉みらいさん(7)=さくら園、書道の部=、倉爪杏さん(7)=同=、甲斐佑一さん(37)=旭化成アビリティ、写真の部=に賞状を手渡し、「これからもいろんな機会に作品を発表し、私たちに感動を与えてください」と話した。

 サイクリングが趣味で、夕焼けに照らされた五ケ瀬川を1枚の写真に収めた作品を出品した甲斐さんは「びっくりしている」と感想。「今もどこそこ行って、写真を撮っています」と話していた。

 この他、絵画の部でも1人が入賞した。書道の部は渡邉さんと倉爪さんの得票が同数だったため、2人を表彰した。

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