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動画で情報発信−どう作れば効果的?

本紙掲載日:2021-11-17
7面
市民が情報発信について学んだ「えんぱく寺子屋」

えんぱく寺子屋で米良さん(ワイワイ)が指導−延岡


 「えんぱく寺子屋」は4日、延岡市中小企業振興センターであり、市民が映像による情報発信について理解を深めた。同市などで各種体験・交流プログラムを短期集中的に行う「えんぱく」の内容を磨き上げるための研修会で、今年度2回目の開催。

 ケーブルメディアワイワイ制作局の米良亘平さん(31)が講師を務め、「コロナ禍の情報発信〜映像を活(い)かした魅力のPR〜」と題し、PRに効果的な映像の作り方やオンライン講座などについて話した。

 「長編の動画を作るのはプロでも大変」とし、まずは15秒ほどのテレビCMをイメージした動画制作を推奨。絵コンテ作りなどの構成立てから始まり、撮影、編集、配信と続く流れを解説し、「最初からナレーションや文字を入れようとしない方が作りやすい」「撮影はスマートフォンで十分。編集を考えるとその方がむしろ楽」とアドバイスした。

 映像による情報の発信について米良さんは「映像ですべてを説明するのではなく、そのインパクトを入り口に自分のホームページ(HP)などに誘導することが大切」と強調した。

 会場では、実際にスマホとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のインスタグラムの機能を使った動画編集、ウェブ会議システム「Zoom」によるオンライン講座の実演も行われ、参加者からは「意外と簡単」「積極的に使ってみたい」といった声が聞かれた。

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