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全国ふれあい短歌大会−入賞者決まる

本紙掲載日:2021-11-20
7面

県北から陰山さん(高千穂)優秀賞

◆少しずつ引き算していく父の暮らし足し算になるわたしの暮らし−

 県社会福祉協議会は、2021年度「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の入賞者を発表した。県北関係は要介護・要支援高齢者の部で3人が佳作に入った。介護者の部は陰山芳子さん(59)=高千穂町=が優秀賞に輝いたほか、2人が佳作に選ばれた。

 大会は、1995年に県内の介護老人保健施設での短歌講座に始まり、2002年から全国大会として実施。20回目の今回は要介護・要支援高齢者の部に1249人2026首、介護者の部(家族、施設職員ら)に846人1403首の応募があった。

 選者は歌人の伊藤一彦氏(現代歌人協会常任理事)で、要介護・要支援高齢者の部は最優秀賞1人、優秀賞9人、佳作50人、介護者の部は最優秀賞1人、優秀賞3人、佳作10人を選んだ。

 最優秀賞は要介護・要支援高齢者の部が長野県の毛涯潤さん(84)の「鉛筆と消しゴムみたいな老夫婦われの汚れを妻が拭き消す」、介護者の部が愛媛県の岡部睦子さん(78)の「わが夫は徘徊でさえ大通り愚直に生きたまっすぐ生きた」。

 県内からは両部門に計26人が入選(優秀賞6人、佳作20人)。県北の入選者は、要介護・要支援高齢者の部佳作が延岡市の甲佐美代子さん(90)、原岡利徳さん(96)、伊藤昌子さん(89)。介護者の部は優秀賞の陰山さんのほか、門川町の永田ツヤノさん(81)と日向市の渡辺輝子さん(81)が佳作に選ばれた。=年齢は12月4日時点=

 県社会福祉協議会は12月4日午後1時から宮崎市船塚のメディキット県民文化センター演劇ホールで、「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」のステージイベントを行う。観覧者を募っている。

 同短歌大会で優秀賞以上に選ばれた県内受賞者の希望者を対象にした表彰式や20周年記念短歌トーク「老いて歌おうそして元気に」、「高齢者万葉集の世界『20周年を振り返って』」などが予定されている。

 観覧希望者は電話、はがき、メール、ファクスに名前、住所、電話番号などを記入し、同協議会長寿社会推進センターに申し込む。新型コロナウイルス感染症の状況により無観客開催になる可能性もある。

 問い合わせは同社協(電話0985・31・9630、平日午前8時30分〜午後5時)まで。

 県北の入賞者と作品は次の通り。

【要介護・要支援高齢者の部】
[佳作]
甲佐美代子(延岡市)
いつの日か山菜おこわ作りたいわたしのおこわは日本一美味しい

原岡利徳(延岡市)
元気だね人に言われてにが笑い誰も見えないわが身ボロボロ

伊藤昌子(延岡市)
寝たきりの介護も出来ぬ身のつらさいてくれるだけでいいと言う夫(つま)

【介護者の部】
[優秀賞]
陰山芳子(高千穂町)
少しずつ引き算していく父の暮らし足し算になるわたしの暮らし

[佳作]
永田ツヤノ(門川町)
「でいじゃねこんげなこつも忘れたと」娘(こ)に言はれてはガハハと笑う

渡辺輝子(日向市)
子や孫の名は忘れども晩酌の刻(とき)とコロナは忘れてをらず

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