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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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前座に桂伸ぴんさん(延岡出身)
プロの落語家を講師に、古典芸能である落語の魅力に触れるワークショップが6日、門川町の町総合文化会館であり、子どもたちが出ばやしやしぐさを体験した。落語芸術協会主催。
同町、延岡市、日向市、宮崎市から親子ら18組34人が参加。三味線の演奏に合わせた出ばやしの太鼓の体験に続き、真打ちの三遊亭遊雀(ゆうじゃく)さんが、子どもたちに温かいそばを食べるしぐさを教えた。
まずは遊雀さんが手本を見せた。扇子を箸に見立て、もう片方の手をおわんを持つように添え、いかにもおいしそうに「ズズズーッ」とそばをすすった。
そのあまりにも見事なしぐさに、進行役を務めていた二つ目の桂竹紋(たけもん)さんは「師匠、ちょっとレベルが高すぎませんか」と突っ込み、笑わせた。遊雀さんは「音を出すこつは息を吸う時にほっぺたを震わすこと」と教えた。
子どもたちは1人ずつ高座に上がって挑戦。途中、遊雀さんから「あ、えび天が入ってる」「わさびも入ってる」などとむちゃぶりされながらも、元気に「ズズズーッ」とそばをすすった。深く味わうように目をつぶってつゆを飲み干す子どもや、そばではなくうどんで挑戦した子どももおり、遊雀さんとの楽しい掛け合いが続いた。
テレビの演芸バラエティー番組「笑点」を見るのが好きという延岡市岡富町の請関陽斗さん(8)=尚学館小学校3年=は「すごく緊張したけど、会場のみんなが笑ってくれたのがうれしかった」と話した。
参加者はワークショップ後、遊雀さんや竹紋さんらプロによる落語会を楽しんだ。ここで前座を務めたのは延岡市出身の桂伸ぴん=本名・渡辺渉=さん(26)。岡富小、岡富中、聖心ウルスラ学園高を卒業後、太田プロエンターテインメントカレッジ福岡校などを経て2019年4月に桂伸治さんに入門。同年10月に七番弟子として弟子入りした。
地元・宮崎県で高座に上がるのは今回が初めて。祖母・渡辺玲子さん(90)をはじめ家族、親族が駆け付ける中、枕に「新品(伸ぴん)から早く中古になれるように頑張っていきたい」と小話。知ったかぶりの和尚といたずら好きな小僧の掛け合いが見ものの「転失気(てんしき)」を堂々と披露した。
終演後「おばあちゃんに見てもらえたのが何よりうれしかった。まだまだ修業の身なので大変なことも多いが、いつも落語に触れていられる今の生活が楽しい」と笑顔。「落語は昔の言葉が多いため、どうしても分かりにくく感じてしまうが、300年前から伝わってきているということは、絶対に面白い。そこを分かりやすく伝えることができる落語家を目指したい」と話した。