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訪れる人を癒やしたい

本紙掲載日:2022-01-29
7面

久保木亜紀さんが制作中

◆延岡共立病院健診センターの壁にアート

 延岡市野地町のグラフィックデザイナー、久保木(旧姓中森)亜紀さん(43)が17日から、同市山月町にある延岡共立病院健診センター(赤須晃治院長、清永麻紀センター長)の壁面に、タイの国花で幸運の木と呼ばれる「ゴールデンシャワー」の絵を描いている。久保木さんは「訪れる人を癒やしたい」という願いを込め、制作に打ち込む。

 久保木さんは、東京都の多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。これまで市制施行80周年のロゴ、東九州自動車道の日向―都農間の開通記念ポスター、宮崎交通の高千穂回遊バスの外観などをデザイン、制作している。

 2015年、制作に専念するためタイに移住。5年前に結婚し、夫の仕事でオーストラリアなどを転々とした後、昨年夏に帰郷した。そのタイミングで清永センター長から「絵を描いてほしい」と声を掛けられた。

 「白壁を生かして健診に来る方の緊張を解き、笑顔になれる空間を創りたい。ただ、花を飾るのはありふれている。何か方法はないか」。清永センター長がそう悩んでいた時、中学時代同級生だった久保木さんの帰国を知って依頼したという。

◇ゴールデンシャワーの大樹

 テーマは「センターに来る人々を笑顔に」。モチーフにゴールデンシャワーを選んだのは、花の黄色が太陽や希望、元気などを連想させるから。また、日本の本土で育つのは本県だけといわれるため、「宮崎の暖かさも表現している」と説明する。

 並木道を描くアイデアもあったが、長寿や生命力といった印象を与える1本の大樹に決めた。センターに勤務する女性スタッフの優しさや明るさをイメージし、花の周りにアゲハチョウもあしらうつもりだ。

 絵を描いているのは、入り口正面にある通路の左側壁面。作業するのは週4回。受け付けが終了した午後4時からの約2時間半、「訪れる人を癒やしたい」という願いを込めながら、制作に励んでいる。

 〃キャンバス〃は縦2・5メートル、横3・5メートル。進み具合は順調で、久保木さんは「応援してくれるスタッフさんのおかげ」と感謝する。帰郷後初めての市内での活動でもあり「完成予定は来月14日です」と、本人も待ち遠しそうに話していた。

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