入賞１５点、１０日まで展示

本紙掲載日：2022-01-31

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第１０回日向市景観賞「景観絵画コンクール」

◆わたしは日向を、こんなまちにしたい

　日向市は２１日、市内の小中学生を対象に実施した市制施行７０周年記念・第１０回日向市景観賞「景観絵画コンクール」の審査結果を発表した。受賞作品１５点は、市役所１階市民ホールで展示している。２月１０日まで。

　審査会は昨年１２月、市役所であり、小学１、２年生の部は笹山愛馨さん（大王谷１）の「きらきらえきのかわ」、同３、４年生の部は黒木さきさん（日知屋３）の「人と生き物がなかよくくらす海」、同５、６年生の部は吉田葵さん（財光寺６）の「ずっと住みたい場所」、中学生の部は工藤素子さん（日向１）の「カワセミのはばたく川」が金賞に決まった。

　市民投票で選ばれる市民賞は、児玉悠人さん（富島中１）の「憧れの街日向」、平田鈴さん（富島中２）の「この日向の朝日の景色を永久（とわ）に」、中田健心さん（財光寺南小４）の「みらいのスポーツスタジアム」が受賞した。表彰式は、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、後日、開催予定という。

　市景観賞は、市内の美しい自然や地域の歴史・文化などの特色を生かし、市の魅力向上に貢献している「もの」や「取り組み」などを表彰する制度。コンクールのテーマは、「わたしは日向を、こんなまちにしたい」。将来を担う子どもたちに、未来のまちづくりに興味を持ってもらおうと昨年の夏休みに作品を募った。小学１、２年生の部に４１点、同３、４年生の部に１２６点、同５、６年生の部に４３点、中学生の部に１５点の計２２５作品が寄せられた。

　審査は、市景観表彰審査委員会が行い、市民賞は、昨年１０月に市役所とイオン日向店の作品展で受け付けた投票で決まった。市民からの投票数は４０６票だった。

　入賞者と作品の題名は次の通り。

◇小学１、２年生の部
【金賞】笹山愛馨（大王谷１）「きらきらえきのかわ」
【銀賞】柏田湊馬（塩見２）「お魚だいしゅうごう」
【銅賞】内藤璃子（美々津２）「町なみをきれいにしよう！」

◇小学３、４年生の部
【金賞】黒木さき（日知屋３）「人と生き物がなかよくくらす海」
【銀賞】久保田そら（財光寺南３）「がらの町」
【銅賞】白川れお（財光寺南４）「カラフル魚電車」

◇小学５、６年生の部
【金賞】吉田葵（財光寺６）「ずっと住みたい場所」
【銀賞】石原彩羽（財光寺南６）「お花も笑顔もいっぱい」
【銅賞】小辨野翔一（大王谷５）「スマイルタウン」

◇中学生の部
【金賞】工藤素子（日向１）「カワセミのはばたく川」
【銀賞】山本結依（日向２）「自然あふれる日向市」
【銅賞】平田鈴（富島２）「この日向の朝日の景色を永久に」

◇市民賞
児玉悠人（富島中１）「憧れの街日向」▽平田鈴（富島中２）「この日向の朝日の景色を永久に」▽中田健心（財光寺南小４）「みらいのスポーツスタジアム」

市役所１階で開かれている日向市景観絵画コンクールの入賞作品展
①小学１、２年の部で金賞を受賞した笹山愛馨さんの作品「きらきらえきのかわ」
②小学３、４年の部で金賞を受賞した黒木さきさんの作品「人と生き物がなかよくくらす海」
③小学５、６年の部で金賞を受賞した吉田葵さんの作品「ずっと住みたい場所」
④中学生の部で金賞を受賞した工藤素子さんの作品「カワセミのはばたく川」
⑤市民賞を受賞した児玉悠人さんの作品「憧れの街日向」
⑥市民賞を受賞した平田鈴さんの作品「この日向の朝日の景色を永久に」
⑦市民賞を受賞した中田健心さんの作品「みらいのスポーツスタジアム」