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「かつお一本釣りの唄」カラオケ配信始まる

本紙掲載日:2022-01-31
7面
カラオケに配信される「かつお一本釣りの唄」のCDを持ってPRする森山喜昭さん

森山喜昭さん(延岡)のオリジナル曲

 オールディーズバンド「森山バンド」などで音楽活動をしている延岡市別府町の森山喜昭さん(76)が漁師の応援歌として作詞作曲した「かつお一本釣りの唄」が、29日から通信カラオケ「JOYSOUND」で配信されている。

 森山さんは昨年4月、テレビでカツオの1本釣りの映像に目を奪われた。その後も動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」で1本釣りの様子を視聴。次から次へと勢いよく釣り上げられるカツオと船上で力強くさおを振る漁師に魅了された。曲作りに意欲をかき立てられたが、釣りの経験に乏しく歌詞が思い浮かばなかったため、一時保留にした。

 しかし、6月に夢の中で「かつお一本釣りの唄」を歌う自分が突然現れたという。真夜中に目が覚めると、「はっきりと覚えているうちに」と歌詞をスマートフォンに書き起こし、1番の歌詞を完成させた。2、3番の歌詞は1本釣りの光景を思い浮かべながら作詞。カツオの群れを追う海の男の勇ましさや帰港して酒と共に妻の料理を楽しむ漁師の様子を歌詞にした。

 森山さんの曲がカラオケ配信されるのは今回が初めて。インターネットで配信方法を見つけ、昨年12月に申請を出した。森山さんは「海の男らしさを思い描きながら、力強く歌ってもらえたら」と話している。また、「皆さんがカラオケで歌えるように」と、ユーチューブで曲を聞くことができる。歌詞も掲載されている。

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