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伝統のたこ揚げ楽しむ

本紙掲載日:2022-02-01
7面

美々津小5、6年生−日向

◆大会は中止でも

 日向市美々津町の市立美々津小学校(春木近志校長)の5、6年生23人は1月27日、手作りのたこで同町の伝説にちなんだ伝統のたこ揚げを楽しんだ。

 同町は神武天皇の「お舟出の地」として知られており、その際、たこを揚げて風向きを読んだという伝説から「たこ揚げ発祥の地」とされている。その伝説にちなみ毎年、町内の子どもたちにたこ作りや、1月に開く「南部地区たこ揚げ大会」への参加が呼び掛けられてきた。

 しかし今年度、たこ作りは例年通り実施できたものの、新型コロナウイルスの影響により、大会は昨年度に続き中止された。そこで主催する美々津公民館は「子どもたちが一生懸命に作ったたこを披露し、揚げる楽しみの場をつくりたい」と、学校や保育園ごとに分散し、規模を縮小して、たこ揚げを楽しんでもらうこととした。

 この日、児童たちが揚げたたこは、47センチ四方の和紙に竹骨を4本接着し、骨の交差する部分を糸で補強した後、背張糸などを張って、絵付けして完成させたもの。絵は力強い干支(えと)の寅(とら)や、新春を感じさせる富士山や門松など力作ぞろいとなった。

 あいにくこの日は風が弱く、児童たちはやや苦戦していたが、それでも手作りしたたこを手に元気いっぱい校庭を走り回り、うまく風に乗せて高く揚がると、教職員や同級生から歓声が上がった。

 たこ作りを長年指導している地元の甲斐政夫さん(86)は「立派に揚げてくれてうれしく思う」と笑顔。同公民館の緒方伸之館長らによる審査もあり、「よく揚がったで賞」には6年生の大田百華(ゆか)さん、「よく描けたで賞」には5年生の藤本唯衣奈さんと6年生の八尋貴光さんが選ばれた。

 これまで何度も大会に参加してきたという大田さんは「風に乗って揚がった瞬間が楽しい。きょうは風が弱くて難しかったけど頑張りました」。

 緒方館長は「これまで大会は毎年土曜日に実施されてきたため、会場まで保護者の送迎が可能な子どもたちしか参加できませんでした。今回は規模縮小にはなりましたが、各学校などの協力で結果的に、たこを作った子どもたち全員がたこ揚げを楽しむことができました。揚がった子もうまく揚がらなかった子も、良い思い出にしてほしい」と話した。

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