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中学生が地元の課題探る

本紙掲載日:2022-02-07
7面
延岡市の課題とその解決策について話し合う市内の生徒会役員たち

SDGsの観点から−のべおか未来ワークショップ

 延岡市内の中学生が、SDGsの観点から同市の課題や問題点を探り、解決の方策を読谷山洋司市長に提言する「2021年度のべおか未来ワークショップ(延岡市中学校生徒会サミット)」がこのほど、同市役所2階講堂であった。講師は県内のSDGs啓発の第一人者で、株式会社シンク・オブ・アザーズ代表の難波裕扶子さん(49)。

 従来は、中高生の希望者が参加する任意のイベントだったが、3回目となる今回は、市中学校校長会主催の「生徒会サミット」と市教育委員会が初の共同開催。高校生の参加を見送った代わりに、市立の全16校から生徒会役員47人が集まった。

 生徒たちは8班に分かれ受講。午前と午後の2部構成で、前半はSDGsの目標達成を疑似体験するカードゲームを楽しんだり、延岡市の現状について人口や産業構造の推移、主要産業の就業率などのデータを見ておさらいしたりした。

 後半は、延岡市が抱える課題とその解決策を〃見える化〃。班ごとに用意された模造紙に「土地の不足」「医療のひっ迫」「教育格差」「若者の減少」など問題点と、その解決に向けた方策を、思いつくまま次々と付箋に書いて貼っていった。

 その後、これらの方策を全員で評価し、良いアイデアにはシールを貼付。シール数が多いものを、その班で最も「世間から共感を得たアイデア」としてブラッシュアップ、最終的に読谷山市長らの前で発表した。

 各班が順番に壇上に上がり、緊張した面持ちでアイデアを披露。「市民一人当たり1本の植樹を呼び掛ける」「延岡の良さを生かしたテーマパークを造る」「着なくなったり廃棄されたりする服を使ったファッションショーを開く」といったさまざまな方策が次々と提示された。

 読谷山市長は、特に多かった「木を植える」というアイデアについて、補足として「山の生態保全につながる広葉樹の植樹を推進している」ことや「広葉樹の使い道について探っていること」、また「テーマパークを造る」というアイデアに対して、Park―PFI制度で公園の中に店を造ることが可能となり「城山公園に古民家風のカフェを造る計画を進めている」ことなどを説明。参加した生徒会役員の生徒たちに対して「学校での立場だけで終わらず、自分が町のためにできることを全力でやるという意識を持って、これからの道を歩んでいってほしい」とまとめた。

 旭中学校の生徒会長、茂夢音さん(14)は「SDGsは、みんなが力を合わせないと達成できないということがよく分かった」と振り返り、「一人一人の心掛けが大切。SDGsや延岡市の課題について、もっと学校全体で考えていけるように呼び掛けていきたい」と話していた。

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