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コバルト会が第2回作品展

本紙掲載日:2022-02-11
7面
第2回作品展を開いている絵画教室コバルト会の教室生と、主宰する三谷さん(後列右端)=撮影時のみマスクを外しています

日向市の絵画教室−27日まで、金子メガネ北店

 日向市富高の画家・三谷文男さん(74)が主宰する絵画教室コバルト会の第2回作品展が27日まで、同市北町の金子メガネ北店で開かれている。午前9時〜午後7時。誰でも無料で鑑賞できる。

 2020年6月の第1回作品展から、約1年半ぶりの開催。小中学生を中心に幼稚園生から大人まで、同市と門川町から通う教室生15人が油彩画、水彩画、色鉛筆画などを出展している。

 日頃から「その子の思いを大事にしながら、その子の面白いところを引き出していけたら」と指導しているという三谷さん。会場には、空を飛ぶカラスを切り絵で表現した「切り鴉(からす)」や、迫力あるトラを画用紙いっぱいに描いた「とら」など個性豊かな作品が並ぶ。

 半年前から教室に通う牧野つくしさん(14)=大王谷学園8年生=は「黒で塗るとき、先生から『黒をそのまま使うのではなく赤、緑、青を組み合わせて自分だけの黒をつくってみたら』とアドバイスしてもらい、試してみたら全然違う黒になって驚いた」と、絵を描く楽しさを語る。

 三谷さんは「コロナ禍で不安な社会だが、こうして作品を発表することで、子どもたちは自分を見詰め、問い掛け、希望を見い出しているように感じる。そういうものを見る人にも感じてもらえたら」と話している。

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