夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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有田・井上文化財団第2回コレクション展
◆世界的なアーティスト育てる風土つくりたい
延岡市に美術館を建設することを目指し2019年に設立された有田・井上文化財団(土井裕子理事長)の第2回コレクション展が、27日まで同市本小路のカルチャープラザのべおか2階アートギャラリーで開かれている。観覧無料。開場は午前9時〜午後5時。
五ケ瀬川流域ネットワークが例年行っている町歩きイベント「東海さるく」で実施される「アーティスト・イン・レジデンス(滞在型作品制作)」で作られた海外アーティストの作品約30点を紹介。
ンベルト・デュカさん(メキシコ)のイラスト、フロッグ・キングさん(香港)の服飾作品、会場に横たわるように膨らむファン・シーチェさん(台湾)のオブジェなど、個性あふれる作品が並ぶ。海外アーティストたちが当時、地元の人と交流する様子を撮った写真も合わせて展示されている。
東海さるくのアーティスト・イン・レジデンスは、04年に初めて実施。2回目以降はISCP(インターナショナルスタジオ&キュレートリアルプログラム)に在籍する海外アーティストを対象に、東日本大震災以降は、国内の芸術系大学の学生を対象に続けられてきた。
土井理事長は「日本を、延岡を世界的なアーティストを育てられる風土にしていきたい」と意気込む。「延岡には東京に無い魅力がたくさんある。この活動に参加した海外アーティストも皆、延岡のことを気に入って帰っていった」と強調。「もっと延岡のことを誇りに思ってほしい。そしてできれば、芸術や美術を文化としてではなく、経済として育てていってもらいたい」と呼び掛けていた。
◆よしだぎょうこさんの個展−「わらうみず」同時開催
また、会場手前のフリースペースでは、第1回「アーティスト・イン・レジデンス」に参加し、その後は同レジデンスの参加者を推薦、指名する役割を担っているよしだぎょうこさん(金沢美術工芸大学准教授)による個展「わらうみず」も同時開催している。
よしださんは現在、大学の研究休暇を利用して延岡市に滞在。河川資料館「リバーパル五ケ瀬川」で寝泊まりしながら、半年をかけて作品を制作してきた。
今回は自身が大好きだというリバーパルの2階から見えるアシ原の情景を表現。中央に設置した砂場には「彫刻」と題して、何本もの枯れたアシを天井から真っすぐつり下げて立たせた。壁には白と黒だけで塗ったアクリル画や鉛筆、ポールペン画のパネルを展示した。随所に配置した鏡は、水や空をイメージしているという。
アシの実を風で散らしたものやドローンで撮影した上空映像を下敷きに制作するなど「自分の作為を入れない(入れすぎない)」ことに、とにかくこだわった。
ここ10年ほど、作品を発表できていなかったというよしださん。「車の免許を持っておらず、出掛けられなかったので、今回の作品作りはほぼ軟禁状態だったが、心が浄化されるとても充実した時間だった」と語る。「いかに現代美術の哲学を捨てて絵に向き合うかというのが、今の自分のテーマでもあったので、そうした意味でも良いリハビリになった」とすがすがしい表情で振り返った。