夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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日向市初の中学生プロサーファー
◆目標は「高校で日本一」
日向市在住で初の中学生プロサーファーが誕生した。富島中3年の畑波音(はいね)(15)=SEED’S所属=が、3月5、6日に千葉県鴨川市で行われた日本プロサーフィン連盟(JPSA)の主催大会に出場し、合格基準を満たす高得点を挙げ、公認プロ資格を取得した。
畑は、5歳の頃に家族で奈良県から移住してきた。両親がサーファーだったため、幼い頃からよく海には行っていたが、海に入るよりビーチで遊ぶのが好きだったという。サーフィンを始めたのは小学5年の時。両親の影響もあるが、ダイエットが主な理由。始めてみると「乗れなくても、とにかく楽しかった」。すぐにのめり込んでいった。
「日向市のりのりカップ」など地域の大会を経て、翌年からは日本サーフィン連盟(NSA)の大会に出場するようになった。トップアマと試合をする中でライバルや友人ができると、意欲はさらに増し「中学生でプロになる」という目標ができた。
中学3年になった昨年9月、JPSAのプロトライアルに初エントリー。同11月にも出場しており、今回の「JPSA2022プロトライアル鴨川」が3回目。中学生としては最後の挑戦だった。
同大会「ショートボード女子部門」には、畑を始め22人がエントリー。プロトライアルの合格基準は、1本のライディングで7得点、または全ライディングの中の2本合計11得点以上が必要だった。
初日は波が小さく、高得点が出にくい状況。畑も苦戦し、持ち時間でライディングした数はわずか4本。最後の1本までは最下位だった。「負けるにしても全力でいく」。ラスト4本目で大逆転し、1位で2日目を迎えた。
2日目は2回戦で6本のライディング。一番良い波が来たという4本目に「オフザリップ」と「ローラーコースター」と呼ばれる技を決め7・33点をマークし、プロになる権利を得た。
目標だった中学生でのプロ資格取得を果たし、「とてもうれしい」と満面の笑み。卒業後は聖心ウルスラ学園に通いながら、プロサーファーとして活動していく。「まずは来年、ルーキーオブザイヤーを取る。そして高校生で日本一になる」と意気込んだ。
合格率2%とも言われる狭き門をくぐり抜けた畑。その活躍を幼い頃から見守ってきたSEED’Sの代表疋田衆一さん(75)は朗報に涙し、「(波音は)元々人と競うことが好きじゃない。ただ純粋にサーフィンを楽しんできた。大会に出る中でライバルや友達ができ、さらに楽しくなっている。このままサーフィンを楽しみ続けてほしい」と期待した。