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高鍋高校美術部OB・OG展

本紙掲載日:2022-04-04
7面
高鍋町美術館で開かれている第21回高鍋高校OB美術展
高鍋高校OB美術展に出展している皆さん

20人の作品を高鍋町美術館で・10日まで

 県立高鍋高校卒業生の美術作品展「第21回高鍋高校OB美術展」が10日まで高鍋町美術館で開かれている。無料。

 同展は、「高鍋高校美術部OB展」として1967年にスタート。99年に同町美術館の開館を機に、美術部以外の同高卒業生にも門戸を広げ、毎年展示会を開催している。55年もの歴史を持つ県内唯一の高校OB・OG展だという。

 今回の作品展には20人が絵画、彫刻、デザインを出品。回廊展示では、高鍋高美術部の部員8人の作品も展示している。

 西南学院大教授の黒木重雄さんが手掛けた絵画作品「Tube」は、100号を2枚つなげた200号サイズの大作でとても見応えがある。

 出品者の中には、元延岡西高美術教諭の田中隆吉さん=高鍋町在住=、元延岡高美術教諭の石井秀隣さん=同=、延岡市内の中学校で美術を教える八木千穗子さん=延岡市在住=など県北にゆかりのある人もいる。

 高鍋高が今年迎える創立100周年記念の展示会でもあり、田中さんは「歴史のある美術展。私たちOB会も50年を過ぎたばかりだが、100周年に向け、新たな出発にしたい」と意気込む。

 時間は午前10時〜午後5時。最終日は午後3時まで。4日は休館。問い合わせは同館(電話0983・23・8887)。

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