夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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田中孝一さん(延岡)がオブジェ制作
◆ステンレス棒の端材から−「ただの自己満足ですけど…」
テナーサックスの音が響く作業場に、ダンベルのような形をした金属製の小さなオブジェが二つ。棒を通るリングは、両端の円盤の突起に気持ちが良いほどきれいにはまる。
延岡市野地町「田中鉄工所」の田中孝一さん(79)が、ステンレスの丸棒の端材(直径5センチ×長さ10センチ)から削り出して作った。
部品をそれぞれ作って接合したのではなく一体物。両端がふさがった形なので、中のリングは取り出せない。「完全に自己満足の品物です。使い道は自分でもよく分からない」と笑みがこぼれる。
15歳で旋盤を使う金属加工の世界に飛び込み、今年で65年。「自分がこれまでに培ってきた技術を〃証し〃として残したい」と、2月初めからオブジェの制作に取り掛かった。
その時はまだ、全自動で金属を加工する「NC旋盤」も持っていたが「(個人的には)魅力を感じない」と使わず、その後売り払った。本当に作れるのか?と自問自答しながら設計図を描き、愛用の汎用(はんよう)旋盤を用いて、丸4日かけて手作業で丁寧に削り出していった。
テナーサックス奏者としても活動しており、作業場には、野口記念館で行った単独ライブの様子や「おやじバンドコンテスト」で審査員特別賞を受賞した時の写真が飾られている。また、どっかりと置かれた大型のスピーカーからは、約10年前にスタジオ録音した自作CDの音が流れている。
改めて「物作りもテナーサックスも、自分にとっての生きがい」と話す田中さん。「この年になるまで続けてこられたことが、まずとても幸せ」と振り返り「常に好奇心を持って、研究していくことが何より大事なこと。いくつになっても楽しんでいたいです」と朗らかに語った。