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ジャングルバスがやって来た

本紙掲載日:2022-04-19
7面

親子連れで駅まちにぎわう−エンクロス

 延岡市幸町の同市駅前複合施設エンクロス(後藤真館長)に16日、九州自然動物公園アフリカンサファリ(神田岳委園長、大分県宇佐市)の生態観察バス「ジャングルバス」が〃来館〃。同館前の駐車場に止まる姿に多くの家族連れが引き寄せられ、バスの中での読み聞かせや写真撮影、同館スタッフ手作りの動物に関するクイズなどを楽しんだ。

 同館でお話し会を担当するスタッフの亀山暁さんが「何か楽しいことをしたい」と企画。同サファリとしては初めての園外イベントの実現となった。

 事前に申し込んだ家族がジャングルバスの中に入り「どうぶつのおはなし会」。外の動物を中から観察することが目的のバスのため、おりに囲まれている車内で、動物について書かれた絵本の読み聞かせを楽しんだ。また、5回開かれたおはなし会の合間には開放され、写真撮影タイム。サファリスタッフによる撮影サービスが喜ばれ、長い列ができた。

 エンクロススタッフが考えた「どうぶつクイズクエスト」では、幼い子どもが家族の力を借りながらも真剣に謎解きに挑戦。「あ!分かった」「あ!(探していた物、人が)いた」と歓声が何度も響き渡り、正解を一緒に喜ぶスタッフの笑顔も絶えなかった。

 AR(拡張現実)体験ができる「駅まえどうぶつさがし」や、イラストレーターのヒダカマコトさんが動物に変身できるマスクをその場で描いて販売するコーナーもあった。

 この日は、延岡今山大師祭の中日でエンクロスが同祭スタンプラリーのゴール地点だったこと、真向かいの駅前西口街区ビルでイベントが開かれていたことも重なり、駅からまちへの多くの人の流れが見られた。亀山さんは「子どもの喜ぶ顔、皆さんの楽しそうな顔が見られて良かった」と満足そうだった。

◆「笑顔で動物を笑わせて」−どうぶつのお医者さん神田園長が講演

 エンクロス内では、獣医師でもある神田園長による講演「どうぶつのお医者さんのおはなし」もあった。

 神田園長は、ライオンの赤ちゃんを家に連れ帰り、娘の眠るベビーベッドに入れて一緒に育てたこと、アフリカで倒産した動物園から複数のゾウを連れ帰った時の苦労話などをユーモアたっぷりに話した。

 また、経験の浅い20代の頃、助かる見込みのないゾウを目の前に、そのまま死ぬのを待つか、安楽死させるかの選択を強いられ、安楽死を選んだ時の経験も振り返った。「今考えれば後悔している。動物が好きで、動物を助けたくて獣医師になったのに、見ていられなくて安楽死を選んでしまった」

 落ち込んでいた時、「動物にとってパパやママのような存在」という飼育員から「死を生かせるのはあんただけ」と励まされ心が救われたこと、その一方、笑顔で励ましてくれた飼育員が人目を避け、死んだゾウに顔をつけて、大声で泣いていたことなどを振り返った。

 そして、その飼育員から教わった「自分がされたらうれしいことをやるだけ」という心掛けを紹介。「皆さんも来園の際は、動物を笑わすために笑顔で入っていただければ」と呼び掛けた。

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