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楽しかったねゴールデンウイーク

本紙掲載日:2022-05-09
7面

むかばきオープンデー、自然の家を満喫

◆天体観測や火おこし体験

 延岡市行縢町の県むかばき青少年自然の家(宮田靖所長)を一般開放する「むかばきオープンデー」が3、4日にあった。古式の火おこし体験や多肉植物の鉢植え制作、段ボール迷路など、屋内外合わせて10個のコーナーを設置。ピクニックスペースには川原いちご農園や延岡学園調理科などが出店した「軽食コーナー」もあり、施設内は多くの家族連れでにぎわっていた。

 このうち、営火場の「ボーイスカウト」コーナーでは、カッターナイフで竹ひごから焼き串を作るサバイバルテクニックを伝授。参加者は指導員の解説を聞きながら、おぼつかない手つきで竹ひごの先端を削り、最後はマシュマロを刺して、たき火であぶって食べた。

 妹の衣さん(7)らと参加した古沢糸さん(9)=延岡市西階町=は「先端を細くしすぎないように調整するのが難しかった。初めてマシュマロを食べたけどおいしかった」と笑顔で話した。

 また、本館3階の天体ドームでは「お昼の天体観測」も実施され、青空に浮かぶ金星や太陽の黒点を観察。門川町の吉永統志さん(9)は「直接見るのは初めてだったので、不思議な感じがした」と話した。

 今年も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者は予約者のみに制限。市内の高校生ら約40人がボランティアとして参加し、受け付けなどを手伝った。

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