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命の神秘に歓声

本紙掲載日:2022-06-01
7面
雌が産卵した直後、水しぶきを上げる雄
クサフグの産卵を見守る参加者

鯛名海岸でクサフグの産卵観察会

 産卵のため集団で浅瀬に乗り上げるクサフグの観察会が31日、延岡市鯛名町の海岸であった。同市生活環境課が、宮崎大学の協力で毎年開催。事前に申し込んだ参加者13人と、近くの名水小学校児童11人、同大の学生らが、波打ち際で行われる神秘的な命の営みを見守った。

 一般参加者はまず、妙見町の公民館で、同大農学部海洋生物環境学科の内田勝久教授による学習会を受講。内田教授は、フグ毒にはフェロモンの役割があることや、温暖化の影響で各種フグの分布域が変わり「雑種フグ」が増えていることなどを解説し、「クサフグはデリケートな生き物なので、なるべく岸から離れて観察してほしい」と呼び掛けた。

 木々に囲まれた近くの海岸に移動し、名水小の児童たちと合流。同海岸では既に、数匹ずつまとまったクサフグが、安全な産卵場所を求めて遊泳していた。

 参加者らが息を潜めて観察する中、雌が岸に卵を産み付けると、待ってましたとばかりに何匹もの雄がバシャバシャと水しぶきを上げながら一斉に放精。参加者は「おお!」と声を上げ、目の前で行われる産卵の様子を写真や動画に収めていた。

 観察会への参加は2回目だという名水小4年、朝倉良太さん(9)は「去年より数は少なかったけど、クサフグの元気なところが見られて良かった。来年も楽しみ」と笑顔。市役所の広報を見て、初めて参加したという堀田和彦さん(80)=同市川島町=は「自然の不思議を感じ、とても感心した。延岡はよそと比べても多くの自然が残っている。その自然を守っていかなければならないと感じた」と話していた。

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