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3年ぶりの「牛馬入れ」

本紙掲載日:2022-06-13
7面
人を乗せ力強く駆けるゴンとゲン(12日、美郷町西郷田代)
「馬鍬」(まんが・まぐわ)を付けて田をならすゴン
3年ぶりに行われた牛馬入れ

神馬・乗り手とともに駆ける−美郷町西郷・御田祭

 県指定無形民俗文化財、御田祭の神事の一つである「牛馬入れ」が12日、美郷町西郷田代の神田「中の宮田」で行われた。祭りは、新型コロナウイルス感染症を考慮して3年連続で中止となったが、関係者が約1000年続く農耕文化を保存伝承しようと、神事のみを実施した。

 一昨年から約50年ぶりに町で飼育されている神馬のゴン(雄馬4歳)とゲン(同2歳)、田中秀俊町長、田代神社の奈須秀利氏子総代会長、乗り手8人らが出席して清め払いの神事が営まれた。

 その後、3年ぶりとなる牛馬入れを行った。昨年は「神馬入れ」のみを実施したが、今年は神牛と共に田んぼへ。ゴンとゲンは初めて人を乗せて回った。

 ゴンとゲンは、1年ぶりに入る田んぼに不安がっていたものの、乗り手が威勢の良いかけ声とともにおなかを蹴ると、泥しぶきをあげながら力強く駆けた。

 最初は元気に駆けた2頭だが、以降はなかなか調子が出ず。走らせようと懸命な乗り手の合図を意に介さずたたずむ姿に、見守った人たちからは笑みがこぼれていた。

 牛と共に3頭で田んぼに入る時間帯もあり、奈須会長は「やっぱり御田祭では牛馬が入らないと。(ゴンとゲンの)走る姿は勇壮だった」。

 ゴンとゲンの飼い主で乗り手でもある大野英樹さん(50)は「くらを付けることや人にも慣れてきている。きょう、あんまり走らなかったのは観客が少ないからかな。来年は、多くの人の前で元気に走れるよう練習したい」と話した。

 今後、御田祭の神事の一つである「御田植え神事」が7月3日に神田で行われる予定。西郷義務教育学校の7〜9年の女子生徒が早乙女姿で田植え、男子生徒が催馬楽(さいばら)を担当する。

 御田祭は1032年の田代神社創建以来、今年で990年続く農耕神事。1988年に同文化財に指定された。人と牛馬一体で神田を整える「牛馬入れ」や早乙女姿の女性たちによる田植えなどが行われ、毎年多くの参拝者が訪れる。

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