家族の幸せ思い飾り付け

願い込めて作った七夕飾り

◆のべおか子どもセンターの親子体験活動

　のべおか子どもセンターの親子体験活動「星に願いを♪七夕かざりをつくってかざろう！」が２日、延岡市本小路のカルチャープラザのべおか多目的ホールで行われ、親子４１人が参加した。同センターの職員やボランティアとして参加した九州保健福祉大学の学生と一緒に、折り紙やシールを使って飾り付けを楽しんだ。

　参加者は、ひこ星や天の川といった七夕に関するチーム名が付いた班に分かれ、１班に１本ずつ高さ約１５０センチのササが配られた。飾り付けをする前に、同センターの職員が七夕物語を朗読。会場のスクリーンで絵を映し出し、参加した親子は物語に見入っていた。

　この後、会場では「たなばたさま」「海」などの童謡が流れ、夏の雰囲気を感じながら飾り付け作業を開始。折り紙で天の川や織り姫、吹き流しなどを作り、それぞれ好きな所に結び付け、色鮮やかな七夕飾りが完成した。

　子どもの「折り方が分からない」という声に同大の学生ボランティアが駆け付け、分かりやすく丁寧に教える姿も見られた。

　出北の自見典子さん（４１）は「家族みんなが健康でありますように」、朋花さん（東小１）は「みんなが楽しく過ごせますように」という願いを短冊に込めた。他にも「漫画家になりたい」や「外国人としゃべれるようになりたい」などの願いを書いた短冊も飾られた。

　七夕飾りは８日まで、同ホールに隣接する市立図書館前に設置している。折り紙で作った飾りと短冊も用意されてあり、自由に願い事を書いて飾り付けることができる。