“奇跡の清流”小川を満喫
本紙掲載日：2022-07-15
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北川支流でカヌー、カヤック体験−北川中１年生
延岡市立北川中学校（櫛谷裕二校長、６１人）の１年生２１人は６月３０日、北川支流の小川で、カヌーとカヤックを体験した。活動は、透明度の高さから「奇跡の清流」と呼ばれる小川を下って北川の自然と魅力を知り、愛着と誇りを持ってもらうことを目的に実施した。
北川流域ネットワーク（矢野純一代表）のインストラクター６人が講師を務めた。生徒は実際に川に入ってパドルの持ち方やこぎ方の指導を受けた後、カヌーとカヤックに乗り込んで方向転換などの操作方法を練習。インストラクターの後ろを必死について行く生徒のほか、岩壁にぶつかってバックに苦戦する生徒もいたが、アドバイスを受けるとすぐさま上達していた。また、Ｅボートと呼ばれるゴム製のボートに乗り込んだ生徒は、全員の息を合わせてパドルをこぎ、楽しんでいた。
川下りの途中、休憩時間には、水しぶきを上げて気持ちよさそうに泳いだり、友だちと水を掛け合ったりする生徒の姿も見られ、北川の大自然に囲まれた約６キロのコースを満喫していた。
黒田愛禾さん（１２）は「操作するのが難しかったが、最後の方では人にぶつからずにできた。天気も良く、川の水もきれいで貴重な体験ができた」、尾��ほなみさん（１２）は「途中で手が疲れたが、みんなと頑張ってゴールまで行けて良かった。また体験したい」、井本結梨愛さん（１２）は「一人で乗るのは不安だったが、スイスイと進むことができて楽しかった。いい思い出になった」と話した。