育てた野菜を収穫−浦城小
本紙掲載日：2022-07-19
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地域の人にプレゼント
普段食べている物への感謝や育てる苦労、収穫の喜びを学んでもらおうと、延岡市立浦城小学校（小岩��長規校長、２人）の４年生、岩切朝海さんと長濱瑛茉さんは、総合的な学習の時間や朝のボランティア活動を通して、さまざまな野菜の栽培と収穫を行っている。収穫した野菜は地域の人に届けて喜ばれている。
総合的な学習の時間を使って、地域の人から借りている約２００平方メートルの畑の畝立てから始め、肥料まき、マルチシート張りなどの準備を経て、４月下旬にミニトマトやオクラ、ズッキーニ、サツマイモ、スイカなどの苗を植えた。
水やりや草抜きは、朝のボランティアの時間を活用して行い、軍手を着け、はさみを使って大きく育ったものを順々に収穫。袋詰めにして下校の時に、お世話になった地域の人に手渡している。
今月１日は、ミニトマト、オクラ、キュウリ、ヤングコーンを届けた。届けた野菜の残りは、家に持って帰ってゴーヤーチャンプル、冷や汁、サラダにして食べたという。
長濱さん（１０）は「くわを使った畝作りが大変だった。収穫して早く食べたいなと思いながら育てた。コーンが倒れてしまった時は心配だった。地域の人に喜んでもらえて良かった」、岩切さん（９）は「草がいっぱい生えていたので収穫する時大変だった。豆が枯れそうになっていたので、水をあげたら回復したのでよかった。地域の人にありがとうと言われてうれしかった」と笑みを浮かべた。