夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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高千穂の魅力、力強さ表現
「この絵は高千穂町に来たかったんです」と満面の笑みで語るのは、延岡市の現代美術家、アーナー恵子さん(62)=鶴ケ丘=。4日に高千穂町役場を訪れ、遊び心満載に同町を描いた油彩画「世界農業遺産ワッショイ!」(サイズ・50号)を寄贈した。
アーナーさんはボディーペイント、妊娠中の女性の腹部に安産祈願の絵を施す「ベリーペイント」、各種商品のパッケージデザインを手掛けたり、ワークショップや国内外イベントへの参加、こども美術教室を主宰したりするなど幅広く活躍している。
絵画は、アーナーさんが感じた高千穂の魅力や力強さをキャンバスに凝縮した作品。2015年に高千穂郷・椎葉山地域が世界農業遺産に認定されたことを受け、翌16年に完成させた。
白を基調に、棚田や家屋、渦巻く太陽などが描かれ、中央には天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が鎮座。空を割る稲光のような描画で神秘的なエネルギーを表現するなど、抽象的要素と写実的要素が素朴かつ大胆に織り込まれている。
口蹄(こうてい)疫、東日本大震災、夫の死去などを受けて、12年に生まれた「生きるみんなの応援隊〃ワッショイ星人〃」も登場。名物のかっぽ酒やなば(シイタケ)を手に「ワッショイワッショイ」と楽しく行進する姿が元気を与えてくれる。
寄贈式は町長室であり、アーナーさんは「高千穂に飾ってもらえることはこの絵にとってうれしいこと。ずっとこの町の住人になりたがっていた絵なので、(私も)うれしく思う」とあいさつ。
甲斐宗之町長は「高千穂の大地、空、いろいろなパワーを表現いただいた。皆さまに元気を与えてくれる絵だと思っているので、ぜひ役場に飾らせていただきたい」と謝辞を述べた。
担当職員によると、絵は町役場の2階ロビーなどで展示を検討しているという。式を終えたアーナーさんは「『フフッ』と笑ってくれたり、『楽しそうだね』と思っていただければうれしい」と話した。