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海洋生物の多様性学ぶ

本紙掲載日:2022-08-15
7面

磯場で採取、観察−延岡

 宮崎大学が主催する家族向けの公開講座「海の学校2022」が11日、延岡市赤水町の同大学農学部付属フィールド科学教育研究センター・延岡フィールド(延岡水産実験所)周辺であった。海にすむ多様な生物について、親子で学ぶきっかけにしてもらおうと昨年に初めて実施。2回目となる今回は、県北を中心に8家族23人が参加した。延岡市教育委員会共催。

 まず、同フィールド施設長の内田勝久教授が、生物を細かく分類して紹介。単細胞と多細胞、植物と動物、脊椎と無脊椎など、生物がさまざまな種に枝分かれしていることを説明した。

 参加者は、筒状の体の内部でエビのつがいを育てる海綿動物「カイロウドウケツ」の不思議な生態や、石灰質の殻を脱ぎ捨てて巨大になった軟体動物「ダイオウイカ」の進化過程などについて学習。同フィールドが捕獲した海洋生物を、実際に見たり触ったりした。

 講話後、近くの磯場へ移動し、イソガネやタモ網などの漁具を使って、岩裏に張り付いたナマコやウニ、潮だまりで泳ぐハゼ、カニなどを採取。4班に分かれて、楽しみながら汗を流した。

 その後も、フィールドに戻ってカキ殻に付着した生物を観察したり、海で採取してきた生き物をグループ分け、子どもたちは絵に描き起こすなどして、休憩も含めて約7時間、楽しく過ごしていた。

 柿田俊輔さん(12)=同市中川原町=は「たくさんの生き物を知ることができて楽しかった。(海洋生物の生態系を守るために)普段から、海にごみを落とさないよう気を付けたい」。父の慎吾さん(48)は「元々家族全員海が好きで、興味があって参加した。岩礁にへばり付いた海綿動物など今回初めて知ることも多く、生物というものに対する認識も変わった」と感想。

 内田教授は「大人の方々も童心に帰って楽しそうに採取する姿を見られるのがうれしい」と目を細め、「多様性あふれる海の生き物を現場で見た子どもたちには、この経験と好奇心を、海洋分野だけでなく、さまざまな分野で生かしてほしい」と話した。

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