富島、Ｖ４で全国へ−ジュニアラグビー

攻撃力で圧倒−九州中学生大会

　中学ジュニアラグビーの新島旗第３５回九州中学校大会は７月３１日から今月２日まで、大分県日田市の鯛生スポーツセンターで行われ、富島が独自大会を除き、４大会連続６回目の優勝を果たした。富島は９月１７日から茨城県水戸市である太陽生命カップ第１３回全国中学生大会に出場する。

　大会は、長崎県以外の九州各県を勝ち上がった８チームが出場。トーナメント戦で頂点を争った。

　富島は初戦、１２点を奪われたが７０得点と攻撃力で圧倒。準決勝は接戦となったが決定力で上回り福岡代表を下し、２枠の全国大会出場を決めた。決勝は熊本代表から６６点を奪い完封勝ちした。富島の結果は次の通り。

▽１回戦
富　島　７０　２１―　５　１２　出　水
　　　　　　　４９―　７　　　　（熊本）
▽準決勝
富　島　３６　１９―　５　１２　城　南
　　　　　　　１７―　７　　　　（福岡）

▽決勝
富　島　６６　２６―　０　０　　帯山・東部
　　　　　　　４０―　０　　　　（熊本）


◇目標は日本一

田中勝斗主将「スピードのあるパスやランで相手を圧倒できた。ただ、守備の反則や自陣でのハンドリングミスなどでゴール前まで攻め込まれたことが多くあったので、その部分を無くしたい。全国では、この反省点を改善して守備から積極的に前に出て、タックルで流れをつくれるようにしたい。目標は日本一。県の代表として、誇りを持って戦いたい」


◇自信を持って臨める

森大二郎監督「炎天下の中、集中切らさず最後まで戦い抜き、日頃から激しく練習をしている成果をしっかり出し切ってくれた。今大会をベストな形で終えたことを褒めたい。今年は、今まで指導したチームの中でも、一番自信を持って挑めるメンバーがそろっている。日本一を目指して頑張りたい」