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地域の課題解決探る

本紙掲載日:2022-08-23
7面

提案発表に向け準備着々と−日之影中3年

 日之影中学校(中窪順一校長、79人)の3年生26人は、中山間地域が抱える課題解決策を考え、日之影町と協力して実現を目指す探求学習「ひのかげ近未来会議」に取り組んでいる。夏休み登校日の19日には、探求をより深める活動や10月に開く町への提案発表会に備えた資料作り、段取り確認などを行った。

 郷土愛を持ち、夢に向けて行動できる「人財」を育もうと、2020年度から毎年3年生を対象に実施。今年は「農業振興」「林業振興」「観光活性化」の3班に分かれ、町役場への聞き取りや町内外で体験学習を行うなどして探求を進めている。

 農業振興班は、担い手不足の解消に向け、農業の魅力を広めようと考えた。地元農家の下で牛の世話やミニトマト栽培、農業宿泊を体験。その様子や感想などを写真や色ペンでカラフルなポスターに仕上げた。完成後、ポスターを掲示してもらおうと同町役場へ持ち込んだ。

 林業振興班は、林業の労働人口を増やすため、業務内容を身近に感じてもらう必要があるとの仮説を立てた。職場体験や地元企業への調査で得た情報と経験を基に、ツリートレッキングや木工体験ブースの設置などを提案する発表資料作りを進めた。

 観光活性化班は、町内の道の駅青雲橋を活用した若い観光客を増やす案を男女別に模索。男子生徒は観光の町高千穂町と連携して、道の駅の集客を増やすタッグツアー、女子生徒は栗、お茶、ユズなど名産品を組み合わせた限定スイーツ開発を考えた。

 同活性化班の男女グループとも「誰が、いつ、どこで、なぜ、どのように」を示す英語の頭文字を並べた5W1Hの観点から、どのように実現するか、いつやるのか、誰を対象にするのかなどをホワイトボードに書き込んで「見える化」。提案発表用の資料はほぼ完成し、担当教諭の前で実演を繰り返しながら、内容や流れを改善した。

 観光活性化班長の黒田蓮人さん(15)は「人とのつながりや絆の深さは日之影町の強みなので、他地域も巻き込みながら取り組みを広めたい」。副班長の拔屋麻奈美さん(15)は「地元企業からの反響も大きい。取り組みを続けることで、日之影町に貢献しようと思ってくれる若者が増えれば」と話した。

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