「日本一を目指します」

富島中ラグビー部−日向市長に抱負

　太陽生命カップ「第１３回全国中学生ラグビーフットボール大会」（９月１７〜１９日、茨城県水戸市）に出場する富島中学校ラグビー部が２５日、日向市役所を訪れた。十屋幸平市長に「日本一を目指します」と、抱負を語った。

　同部（森大二郎監督、田中勝斗主将、３４人）は、７月３１日〜８月２日に大分県日田市で行われた九州大会で出水（熊本）、城南（福岡）、帯山・東部（熊本）に勝って優勝。４大会連続６度目となる全国大会出場を決めた。

　市長応接室には富島中の田中裕久校長、森監督、田中主将ら選手５人が訪問。森監督は九州大会までの戦績を報告し「日本一を目指し、日向市の代表として活躍できるよう一丸となって頑張りたい」と語った。

　田中主将は「（九州大会は）先輩たちに続き、自分たちも勝つという気持ちで戦った。グラウンドを広く使って走り勝ち、日本一を目指す」と抱負。他の選手も「タックルをたくさんする」「自分たちの展開ラグビーをしたい」とそれぞれに意気込みを述べた。

　十屋市長は、富島高校野球部の甲子園出場に触れ、「富島中の皆さんも市民に感動と勇気をあたえてほしい」。今村卓也教育長は「オールフォアワンは、みんなで一つの目標に向かって頑張るという意味もある。心一つに頑張ってほしい」と励ました。

　全国大会は第１ブロック（中学校）、第２ブロック（ラグビースクール）、第３ブロック（女子）で各８、計２４チームが出場。中学校のブロックでは、１位グループと２位グループごとにトーナメント戦を行う。富島中の組み合わせは今月２７日に決定する。