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素読など通し論語学ぶ

本紙掲載日:2022-08-27
7面

安岡定子さん(こども論語塾講師)解説・延岡

 延岡市倫理法人会(吉岡俊彦会長)の特別ナイトセミナーは19日、延岡市別府町のマリエールオークパイン延岡であった。論語教育の第一人者、安岡定子さん(東京都)が「実践・論語塾―人生に生かす『論語』の言葉」と題して講演。約100人が耳を傾けた。

 安岡さんは漢学者、安岡正篤の孫。二松学社大学文学部中国文学科を卒業しており、こども論語塾や、企業やビジネスマン向けのセミナー、講演など全国各地で行っている。「子や孫に読み聞かせたい論語」(幻冬舎)「仕事と人生に効く成果を出す人の実践論語塾」(ポプラ社)など多数の著書がある。

 論語とは、中国の春秋時代の思想界の指導者、孔子の弟子たちが孔子らの言行を書いた書物。園児から一般まで幅広い世代に教えている安岡さんは講座の際、必ず季節や行事について触れていることを紹介した。

 その中で、「単に優秀であるだけではだめで、季節の移ろいを感じられる感性とか、自然のものに畏敬の念を持つとか、目には見えないけれども敬うべきものがあることを知る、感じることが大切で、それがあって初めて素晴らしい人間になれるというのが孔子の考え」と説明した。

 また古典文学について「長い時間をかけても残ってきたものには価値がある」とした上で、「論語のような思想哲学は、その時の自分の心情や立場、悩みにピタッとくるものがその時々に違っていい」と強調した。

 講演では、講座でも用いている安岡さんの言葉を聞いて同じ言葉を続ける「素読」を全員で行い、その後解説。一般的によく知られている「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以(も)って師と為(な)るべし」については、「人間は前しか見ていない部分があるが、未来のことは経験していないので歯が立たないことがある。そういったときは一度振り返ろうという話」とし、「先人というと意識が遠くなるが、経験者のことで年上とは限らない。

 過去の経験がある人、またはそれについてまとめた文章を読むとか、悩んでいる人同士で乗り越えようと知恵を出し合ったりすることが『故きを温ねて』。歴史上の出来事を学んで同じ失敗をしない、自分自身の過去を振り返ることもその意味に含まれる」と説明した。

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