夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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野中さん(延岡市出身)のテクスチャーアート
延岡市出身の看護師でアーティストの野中梨恵さん(43)=東京都=が手掛けたテクスチャーアートの作品が、9月9日まで同市土々呂町の雑貨屋「tsukuru」(片伯部愛也オーナー)で展示されている。野中さんは「立体感などを楽しんでもらえれば」と話している。
同市で生まれ育った野中さんは5年前、神奈川県の病院に転職。現在は訪問診療専門のクリニックで勤務している。
宮崎と違い、電車で行ける距離に美術館やギャラリーが複数ある環境に感動し、休日のたびに足を運んだのがアートとの出会い。ワークショップで自身の世界を表現、発信できる喜びを感じたことが、アーティストになるきっかけになった。
テクスチャーアートとは、アクリル絵の具と粘度のあるペーストを混ぜ合わせ、質感や凹凸(おうとつ)を表現する抽象画。昨年6月に出会って夢中になり、仕事を終えてから制作に励む日々を送っている。作品は評価され、国内外のグループ展に出品。今年3月には初の個展を都内で開いた。
地元での展示は初。野中さんの作品の象徴で、試行錯誤して生み出した「大切な人や感情、時には自らを表現している」という「羽」をモチーフにした作品を主に、15点ほど展示販売している。
ペーストも色も複数を混ぜ合わせて作るため、「形も色も無数に表現できる」のも魅力の一つ。羽が描かれた作品は、色や凹凸具合で全く違った雰囲気に仕上がっており、訪れた人たちは顔を近づけ、凹凸感を楽しみながら鑑賞していた。
「なかなかテクスチャーアートを見てもらえる機会が少ない。ぜひ見てもらい、アートに興味を持っていただければ」と野中さん。時間は午前11時〜午後5時。
◆ワークショップも2日間開催
野中梨恵さんによるワークショップが27、28日、延岡市土々呂町の雑貨屋「tsukuru」であった。
野中さんは、自身の経験から、「都会に比べてアートに触れる機会が少ない延岡でワークショップを開き、参加者に好きや可能性を広げてほしい」というのがアートを始めてからの夢だった。今回、同店の協力で実現した。
2日間で市内外の子どもから一般まで19人が参加。好きな色とペーストを混ぜ合わせ、ペインティングナイフを使ってキャンバスの上に抽象画を描いた。
来店した人も初めて見るアートに興味津々で、野中さんは「チャンスは少ないが、やりたいという人はたくさんいるのだと感じた。喜んでもらえてよかった」と笑顔。「将来、アートで町おこしに貢献できれば」と夢を描いている。
野中さんは現在、オンラインレッスンも行っている。詳しくは2次元コードから。