県内で一人−三浦さん（宮崎西付属３年、日向市）優秀賞
本紙掲載日：2022-08-31
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全日本中学生水の作文コンクール
全日本中学生水の作文コンクールの中央審査入賞伝達式と地方審査表彰式は２６日、県庁であり、優秀賞の経済産業大臣賞を受賞した宮崎西高校付属中３年の三浦世来さん（日向市富高）が、松浦直康総合政策部長から賞状などを受け取った。
同コンクールは、水の週間（８月１〜７日）に合わせて行われ、最優秀賞の内閣総理大臣賞１作品と優秀賞１０作品、入選２９作品が選ばれる。地方審査によって県の５作品が国へ推薦され、三浦さんの作品は総数９２４９作品から県内で唯一、優秀賞に輝いた。
午前５時台の電車で学校に通うという三浦さんは、２年時に同コンクールで入選を受賞しており、２年連続の入賞。震災をテーマにした前回作を読み返し、「悲しい印象を受けたので、水の良さをアピールしよう」と書き上げた。
今作「水と育む輪の中で永遠に」では水の大切さや可能性を述べ、水の恩恵によって人々の幸せの実現を願った。東京都での表彰式後、宮崎河川国道事務所の一日事務所長を体験しており、今後も「色んな学びを深めていきたい」と話した。
県によると、２００８年度以降は本県の中学生が毎年同コンクールで入賞を受賞しており、優秀賞以上の受賞者は今年度を含めて６人だという。今回は三浦さんのほか、同校１年の��田莉央さんの作品「元気玉」も入賞した。