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3日間全力で「紫雲祭」

本紙掲載日:2022-09-12
7面

合唱・最優秀賞は3年5組−日向高

 「Voyage(ボヤージュ)遙(はる)か未来への航海図」をテーマに、日向高校(吉玉拓校長、480人)の学校祭「紫雲祭」(文化の部、体育の部)は1、2、7日、同市文化交流センターと同校であった。新型コロナウイルスの感染対策を徹底しながら3日間、全力で楽しんだ。

 文化の部の開会式で、吉玉校長はテーマにちなみ「大航海時代の動力は風。学校にも校風という風が吹く。みんなで新しい風を起こそう」とあいさつ。
実行委員長の鈴木明夏(はるか)さん(3年)は「紫雲祭の思い出を未来に残したい。最高のステージを作りあげよう」と呼び掛けた。

 書道部のパフォーマンスで幕開き。個人発表には9組が出場し、ダンスや歌、演劇など多彩に会場を沸かせた。

 鶴輪陸樹さん(2年)は、児玉達紀さん(1年)のギターに合わせ「魔法の絨毯(じゅうたん)」を歌い、しっとりと切なく引き込んだ。

 伝統となっているクラス対抗の合唱発表もあり、3年5組は坂本隆晟さんの指揮、新庄哲弥さんのピアノ伴奏で、一丸となって「彼方のノック」を歌い、最優秀賞に輝いた。

 体育の部は、台風の影響で日程を延期して実施された。青空の下、生徒たちはクラス対抗リレー、学年対抗ジャベリックスロー、学年団技などで盛り上がった。

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