県高総文祭が開幕

本紙掲載日：2022-09-24

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カルチャープラザのべおかで開催されている写真部門の展示

２１部門に６５校３７００人参加

◆美術や書道など練習の成果発表

　県内高校生による学校や地域社会で取り組む芸術文化活動の総合的な発表会「第４４回宮崎県高校総合文化祭」が２３日、開幕した。３０日までの８日間、県内４市１町の各会場で行われる２１部門に６５校約３７００人が参加する。

　総合開会式は、宮崎市の宮崎市民文化ホールで行われ、３年ぶりに有観客での開催となった

。新型コロナウイルスの感染対策として、会場には各校の代表生徒が参加。式の様子は、インターネットでライブ中継された。

　式典では、県高等学校文化連盟に加盟する７４校の映像での紹介などがあった。また、黒木淳一郎県教育長は「この大会を目指し、粘り強く日々を積み重ねてきた生徒の皆さんに敬意を表します。文化部の３年間の歩みを見せていただきたい」、同連盟の鬼束雅史会長は「厳しい状況下においても、夢の実現に向け歩みを止めず突き進んでいく、そのエネルギーは未来の希望をもたらす原動力になると信じています」とあいさつした。

　その後のアトラクションでは、各部門の映像紹介のほか、特別支援学校３校による演奏、文芸、美術、書道、音楽の文化部コラボとして、生徒が今年の統一スローガン「時代（とき）に刻め我等の轍（わだち）時代を動かせ我等の挑（いどみ）」に沿った短歌や書などを披露した。

　各部門は、新型コロナの感染対策を講じて実施。中には一般の観覧を制限している部門もある。

　なお、台風１４号の影響による日時や会場の変更はないという。

◆延岡で写真部門開催中－２５日まで、カルチャープラザのべおか

　県高校総合文化祭の写真部門が、２４日から始まった。延岡市本小路のカルチャープラザのべおかアートギャラリーとフリースペースで写真が展示されている。２５日まで。時間は午前９時～午後４時３０分。誰でも観覧できる。

　県内２２校の高校生が撮影した２７０点の写真を展示。何気ない日常の風景、友人や家族の姿

など、さまざまな瞬間を収めた作品が学校ごとにずらりと並んでいる。また、会場に張り出されている２次元コードから、写真へのコメントを送ることができる。

　審査は２１、２２日に行われた。上位大会に出場する県北関係の結果は次の通り（敬称略）。

【金賞】
②児玉和響（日向工業３）＝九州大会へ

【銀賞】
⑥谷岡翔（日向工業３）⑧上原妃夏（延岡商業１）＝以上、九州大会へ