海事産業の安全、発展願う
本紙掲載日：2022-07-14
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「海の日」協賛会−３年ぶり神事・式典−日向
海の日（１８日）を前に、県北部地区「海の日」協賛会（会長＝十屋幸平日向市長）は１１日、日向市細島の市漁業協同組合で３年ぶりとなる安全祈願祭と第２６回記念式典を行い、海事産業の安全とさらなる発展を願った。
同協賛会は、１９９６年に発足。新富町以北の沿岸部２市５町の行政や海運、漁業関係者などが連携し、海事に関する振興を図っている。
この日は約８０人が出席。神事で十屋会長らが神前に玉串をささげ、海で働く人たちの安全を祈願し、海の恵みに感謝した。
式典で、十屋会長は「海という掛け替えのない資源を後世に引き継ぎ、海とともに発展するための基盤をつくっていくことが、今に生きる私たちの義務であり責務。今後も海洋環境の保全、海事振興に努めていきたい」とあいさつした。
◆４個人、１団体に功労者表彰を伝達
続いて海事功労者として４個人、１団体に表彰を伝達。国交省九州地方整備局宮崎港湾・空港整備事務所の樋口晃所長らが賞状を手渡した。受賞者を代表して、九州地方整備局長表彰を受けた長谷川組（門川町）工務部長の村岡直樹さんが「身に余る光栄であり、責務の重さに身が引き締まる思い。この栄誉を忘れることなく、さらに精進して県北地域の海事振興、海上安全活動、港湾の発展に精励します」と謝辞を述べた。
このほか表彰を受けた個人（敬称略）、団体は次の通り。
九州地方整備局長表彰＝宮崎カーフェリー（宮崎市）▽第十管区海上保安本部長表彰＝中田幸徳（日向市商工港湾課長）▽宮崎海上保安部長表彰＝三輪亮介（八興運輸社長）金谷正文（都農町漁業協同組合長）