全国高校総体−結果で恩返し
本紙掲載日：2022-07-20
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剣道、相撲、陸上部が意気込み−高千穂高
四国４県を中心に今月２３日から開催の全国高校総合体育大会（インターハイ）に出場する県立高千穂高校（佐伯浩美校長、２６４人）の剣道部女子、相撲部、陸上部の選手らが１５日、地元の高千穂町役場などを訪れ、意気込みを語った。
５、６月の県高校総体で、剣道部女子は２年連続３６回目の団体優勝を飾ったほか、３年の清家彩来さん（１７）は女子個人も制した。相撲部は２年の河野宏輝さん（１６）が１００キロ級で準優勝、無差別級で３位入賞。また、陸上部は３年の田上文哉さん（１７）がやり投げで頂点。その後、沖縄で行われた南九州大会で３位入賞を果たした。
インターハイは今月２３日から８月２３日にかけて開催され、剣道競技は８月５〜８日、相撲競技は今月２６〜２８日にそれぞれ高知県、陸上競技は８月３〜７日に徳島県で行われる。
選手らは、佐伯校長や顧問らとともに県西臼杵支庁や西臼杵３町役場を訪問。このうち、高千穂町役場では町職員らの盛大な拍手に迎えられた。
甲斐宗之町長は「皆さんの活躍は町民のみでなく、西臼杵郡民に元気を与えてくれる報告だと思う。全国大会でもそれぞれの目標に向かい、素晴らしい成績を挙げていただけることを期待する」と激励した。
続けて剣道部女子を代表し、清家さんが「日頃から支えてくれる皆さんに良い報告ができるよう頑張りたい」、田上さんは「たくさんの指導者や応援してくれる方々に結果で恩返しができるように頑張りたい」、河野さんは「全国大会では予選突破を目標に頑張りたい」と健闘を誓った。
この日はまた、４日に入学した中国人留学生カ・ルイシオさん（１５）の紹介もあり、ルイシオさんは「日本のアニメやゲームが好き。よろしくお願いします」とあいさつ。来年３月９日まで在籍し、学びを深めるという。