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和牛オリンピック・連覇への道、県代表牛への思い(6)

本紙掲載日:2022-09-28
1面
全共7区に出場する佐藤孝輔さんと「尚栄」

注目度高い新設7区の県代表−佐藤孝輔さん=高千穂町岩戸

◆喜び半分、プレッシャー半分

 今大会から新設され、注目度の高い7区の県代表に選ばれた。「肉のサシの入りだけでなく脂肪の質も審査される。審査結果が、宮崎牛の販売などを左右する大事な区」との認識を示して、「喜び半分、プレッシャー半分」と話す。

 日之影町出身。家が肥育農家である妻浩美さん(39)との結婚をきっかけに、25歳で畜産の世界に飛び込んだ。浩美さんの父盛志さん(68)、母澄枝さん(65)、浩美さんと土呂久地区で肥育農家を営んでいる。

 家族だけでなく西臼杵郡の肥育農家やJAの指導員らから牛の見方や削蹄(てい)の仕方などを学び、「畜産仲間に恵まれた」と感謝。新しい牛舎も建て、現在およそ150頭まで牛を増やしている。

 「高千穂は気温、空気、水が肥育に適している」という。かつてヒ素鉱害が起きた土呂久地区にとって、ここで育った牛が高い評価を得て県代表牛に選ばれたことは大きな〃光〃。地域の明るい話題になったことを喜ぶ。

 最も気を配るのは牛にストレスを与えないこと。体調チェックや牛舎の掃除を小まめに行い、臆病で繊細な牛を物音に慣れさせるため、オルゴール音楽を牛舎で流すなど工夫や努力を重ねてきた。

 前大会では最終審査まで進んだが県代表牛まであと一歩及ばず。それでも強いチャレンジ精神を持ち続け、悔しさも糧に2回目の挑戦で全国への切符をつかんだ。

 代表牛「尚栄(なおさかえ)」は、出合った時は他の牛に比べてひときわ小さな体だったが、手をかけて育て、今は立派に成長。「思い入れのある牛。いい牛になった」と感慨深げだ。

 大会が近づいても自身の力み、はやる気持ちが牛にとってストレスにならないよう、牛の前では普段通りに接し続けている。

 ただし、「目指すは日本一」と心の中は熱い。その称号が畜産仲間への恩返しになると信じている。

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