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史上初、大会4連覇へ

本紙掲載日:2022-10-05
1面
頑張ろう三唱して士気を高める出品者ら(4日、小林市・小林地域家畜市場)

県代表牛22頭のうち県北勢10頭

◆6日開幕、全共鹿児島大会

 全国和牛能力共進会鹿児島大会が6日開幕する。「和牛新時代地域かがやく和牛力」を開催テーマに掲げる今大会には過去最多となる41道府県から約440頭が出場。県勢は2〜8区と特別区に22頭を送り出し、4大会連続、最高賞受賞の内閣総理大臣賞を目指す。10日に閉会式がある。

 県代表のうち、県北からは種牛の部3区(若雌2)と4区(繁殖雌牛群)、6区(総合評価群)、肉牛の部7区(脂肪の質評価群)に延岡市、高千穂町、日之影町、五ケ瀬町の計10頭が出場する。

 大会は6日、鹿児島県霧島市(種牛の部)と南九州市(肉牛の部)が開幕。県北勢は7日に3区と4区が、8日に6区が登場する。肉牛の部の牛は6日までに食肉処理され、種牛、肉牛の部とも9日に等級が発表される。

 7区の脂肪の質評価群は、今大会で新設された。牛肉の味に影響を与えるとされる一価不飽和脂肪酸などの予測値が評価される。脂肪交雑(サシ)も評価の対象だが、新たな枝肉の価値観の醸成と定着につなげるため、脂肪の質がより重視される。

 内閣総理大臣賞は、特別区以外の区の首席牛の中から、種牛と肉牛の部で最も優れた牛に授与される。5年ごとに開催され、県は2007年の鳥取大会、12年の長崎大会、17年の宮城大会と3大会連続で獲得している。(3面に出発式の記事)

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