夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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母親4人・NPO法人を設立−teとteの会
重症心身障害児や医療的ケア児の母親4人が、「子どもたちの居場所をつくりたい」と大きな一歩を踏み出した――。障害児の保護者でつくる日向市の「teとte(てとて)の会」(甲斐麻央代表)はこのほど、地域に不足しているとされる重症心身障害児や医療的ケア児の生活介護を軸とした事業所を立ち上げるため、特定非営利活動(NPO)法人を設立した。来年1月の事業開始を目指す。
甲斐代表(52)によると、利用できる施設のない障害児は、同世代や地域の人と交流したり、外出したりすることも難しく、社会の中で孤立しがち。家族は24時間続く医療的ケアや介護を一身に担い、日常を守っているという。
同会は、そんな障害児の受け皿を拡充し、地域に居場所をつくるため、法人設立と事業所の立ち上げを決意した。とはいえ、中心メンバー4人は「みんな普通のお母さん」と甲斐代表。「NPO法人って何」「定款って何」と分からないことだらけだったという。
法人設立の準備に加え、介護職員初任者研修などの資格取得にも励んできた。疲れや焦りから心の余裕をなくしてしまった時期もあったが、そのたび、活動の原点を見詰め直し、前を向いてきた。
同会は2016年、自主サークルとして活動を開始。子どもたちの日常を少しでも知ってもらいたいと、子どもと一緒に街中のイベントに参加するなど積極的に地域とつながり、自分たちから現状を発信してきた。
「この子どもたちは決して一人では生きていけない。だからこそ親亡き後、託せる居場所をつくっておきたい」との思いからだった。
そして気付いた。「子どもたちのためにと続けてきたけども、本当は私たち(母親)自身のため。私たち自身、元気に輝くために。自分らしく生きていくために」
新たに立ち上げる事業所では、生活介護を軸に放課後等デイサービス、日中一時預かりを行う。現在は来年1月の事業開始を目指し、事業所の物件探しや有資格者の確保を進める。
他にも、やるべき手続き、検討すべき課題は山積みだが、甲斐代表は「私たちが今まで大切にしてきたことを見失わなければ、きっと良い方向に向かうと信じている」と力を込める。