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1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
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1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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保育施設など4カ所が集中、城山周辺に設定−延岡市
◆6カ所に緑色の路面標示
延岡市はこのほど、保育園児たちが安全に通行するための道路区域「キッズ・ゾーン」を、県内で初めて設定した。場所は延岡城・内藤記念博物館や川中コミュニティーセンターの前を横切る城山周辺の裏道。ゾーン内に保育園などがあり、出入り口となる6カ所の通りには、キッズ・ゾーンの路面標示が、緑色の四角い枠で囲われて大きく描かれている。
厚生労働省などが2019年から推進する交通安全対策の一つ。保育施設が行う園外活動の安全を確保することが目的で、ゾーンでは、地域の見守りや速度規制が強化されるという。
今回、指定されたゾーンの内側には、こばと保育園分園おりいぶ、保育施設うちのん、児童発達支援施設あるたす、放課後児童クラブいんくる―の4施設があり、周辺道路は道幅が狭く、交通量も多いことから、子どもたちの安全を確保してほしいと、以前から近隣住民から要望書が出されていた。
これを受けて市がゾーンの設定を決め、9月初めごろに整備を完了した。走行速度は原則30キロまでで、園外活動時には地域の人たちがのぼり旗を持って啓発するなど、運転者により一層の安全運転を促す。
警察も取り締まりを強化するとしており、延岡署の佐藤康広交通課長は「子どもが巻き込まれる重大な事故を未然に防ぐため、安全確保に努めたい」と力を込めた。
◆安心ゾーンを園児が散歩
キッズ・ゾーン内側にある保育施設「こばと保育園分園おりいぶ」(甲斐享博館長、24人)の2歳児5人がこのほど、ゾーンを初めて散歩、園外活動を楽しんだ。
園児同士、手をしっかりと握り合い、車に注意しながら、てくてくと移動。のぼり旗を持って立つ区長たちにあいさつをしたり、路面表示でゾーンを確認したりしながら、延岡城・内藤記念博物館を目指した。到着後は、同博物館中庭の池でコイを観察し、餌やりも楽しんだ。
谷川小茉ちゃん(2)は「コイに餌をあげたりして楽しかった」と感想。主幹保育教諭の岩田智恵子さんは「もともと車の通りが多い場所だったので、(今回のキッズ・ゾーン設定は)大変助かっている。安全な園外活動に生かしていきたい」と感謝した。
また、桜小路東区の三島章良区長は、延岡城・内藤記念博物館の開館に伴う交通量の増加を懸念。「一人ひとりの意識を高めることが大切。キッズ・ゾーンののぼり旗を普段から家の前に立てるなど、地域が一体となって子どもたちを見守り、外から来た人にも運転に注意してもらえるよう、啓発していきたい」と話していた。