延岡西日本マラソン、午前の大会に

３年ぶり開催−来年２月１２日８時３５分、号砲

◆エントリー受け付け−１１月４日まで

　延岡西日本マラソン大会事務局は、来年２月１２日開催予定の「第６１回延岡西日本マラソン」の一般選手枠（男女計５００人）のエントリーの受け付けを開始した。締め切りは１１月４日。３年ぶり開催の大会は、より選手が走りやすい気象条件になるよう、午前開催に変更される。

　事務局によると、大会はこれまで午後０時５分スタートだったが、今回からより気温が低く、後半の向かい風が抑えられる可能性が高い午前８時３５分スタートに変更する。

　また、大会はパリ五輪の代表につながる日本陸連の「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ（ＭＣ）」に加盟。男子は、２０２３年秋に開催予定のマラソングランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ＝五輪日本代表選考会）への出場権につながる「ワイルドカード対象大会」として開かれる。

　参加資格は、今年度の日本陸上競技連盟登録競技者で、満１８歳以上（高校までの学生不可）が条件。申し込みはインターネットサイト「ＲＵＮＮＥＴ」から。パソコンまたは携帯電話で同サイトにアクセスし、大会エントリーページの指示に従って申し込むこと。また、サイト内のＭＹページで事前に申込者の陸連登録情報の入力が必要。参加料は８千円。

　大会は延岡市の市政３０周年を記念して１９６３年から開催。「九州三大マラソン」の一つに数えられ、これまで多くの名ランナーを輩出し「新人の登竜門」として知られている。新型コロナの影響で第５９、６０回大会は中止となっており、３年ぶりの開催となる。

　コースは延岡市役所前を発着点に、日向市原町を折り返す日本陸連と国際陸連公認の４２・１９５キロで行われる。