台風被災者に独自の見舞金−延岡市
本紙掲載日：2022-10-15
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申請署−今月中旬以降に郵送
台風１４号で被災した世帯に対し、延岡市は独自に見舞金を支給する。罹災（りさい）証明書の交付を申請している被災者など、市が把握している世帯には今月中旬以降、申請書が郵送される予定。今月末までに申請書が届かない世帯や事業者については後日、市が手続き方法を発表する。
支給額は、住居が全壊の世帯に４０万円、大規模半壊の世帯に３０万円、中規模半壊・半壊の世帯に２０万円、床上浸水の世帯に２０万円、準半壊や準半壊に至らない世帯に１万５千円。今回はまた、床下浸水の世帯に１万５千円、店舗や工場などが床上浸水の被害を受けた事業者に２０万円を初めて支給する。
１棟の中に店舗と住居がある建物で床上浸水の被害を受けた場合、住居被害と事業者に対する見舞金の両方の支給を受けることはできない。
延岡市災害時安心基金支援金については、県の手続き後に市が支給するため、時間を要するという。このため、市独自の見舞金を先に支給し、その後に支援金を支給する。
市は、被災者が一つの会場で申請できるよう総合窓口を開設する予定。準備ができ次第、発表することにしている。
市独自の災害見舞金について、住家被害に対する見舞金の問い合わせは障がい福祉課（�箟箍�２２・７０５９）、店舗・工場などに対する見舞金の問い合わせは工業振興課（�箟箍�２２・７０３５）まで。災害時安心基金支援金に関する問い合わせは総合福祉課（�箟箍�２２・７０１６）。