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台風のたびに浸水繰り返す内水被害
◆計画前倒し目指す−延岡市が区長説明会
延岡市は18日、富美山地区に整備する雨水ポンプ場の建設計画を地元区長会に説明した。約4年後の完成が予定されているが、同地区は先月の台風14号でも多くの住宅が浸水するなど内水被害が繰り返されており、地元、行政とも、少しでも計画の前倒しを目指す考えを共有した。
市下水道課によると、ポンプ場は内水被害が集中している富美山町北部の2カ所に整備。同区域は地区内の排水が集まって注ぐ祝子川沿いの低地で、先月の台風に伴う浸水家屋数(9月28日時点)は床上浸水が130戸、床下浸水が104戸に上っている。
2カ所のうち、住宅地内に整備する第1雨水ポンプ場は容量5700立方メートルの調整池を完備し、ポンプ(強制排水)能力は毎秒5・0立方メートル(5トン)。第2ポンプ場は現在の康芝園ひ門に付随する形で併設し、毎秒2・5立方メートルのポンプ能力を備えるとしている。
富美山地区の浸水被害は祝子川の水位上昇や市内の記録的降雨により、内水を川に排出しきれなかったことで発生しており、ポンプ場は両方の悪条件が重なった状況を想定して設計する。
一方、祝子川が計画水位を超えて増水する場合は堤防決壊を避けるためポンプ排水を停止(運転調整)する必要があるが、その際も浸水を田畑までに食い止め、家屋被害は避けられる造りという。
説明会には読谷山洋司市長も出席。地元・地権者の全面的な協力で用地買収が済み、総事業費約20億円の確保にもめどが立っていた中で、発注を控えた矢先に今回の台風被害に見舞われてしまったと報告した。
その上で、現時点の事業期間(第1ポンプ場=今年度着工〜2025年度完成、第2ポンプ場=24〜26年度)は、国の当初予算で割り当てられていると説明。今後計上されるであろう国土強靱化(きょうじんか)関連の補正予算を獲得して、より早期の完成を目指すと力を込めた。
併せて、川が雨水を受け止める量や流量を増やすために五ケ瀬川で進められている河床掘削などの対策を、県が管理する祝子川や北川、行縢川、曽木川などでも連動して実施できるよう国側に要請しているとして、さらに働き掛けを強める考えを示した。
先月の台風で過去経験がない浸水被害に見舞われ、多くの住民から「ポンプ場はどうなっているのか」と聞かれたという富美山地区区長連合会の森口正輝会長は市の説明に対し、「各区長さんにも納得していただき、考えを共有できたと思う。一日も早く完成するよう、われわれも自分たちにできることを頑張っていきたい」と話した。