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第27回若山牧水賞に奥田亡羊氏

本紙掲載日:2022-10-24
1面

歌集「花」(第3歌集)で受賞

 若山牧水賞運営委員会(委員長・河野知事)は24日、第27回若山牧水賞に歌人の奥田亡羊氏(55)=東京都大田区在住=を選んだと発表した。受賞作品は歌集「花」(砂子屋書房発行)。授賞式は来年2月21日に宮崎市内で行う。

 河野知事と選考委員で歌人の伊藤一彦氏、佐佐木幸綱氏、高野公彦氏、栗木京子氏が県庁で記者会見し、選考経過の説明や受賞作品の内容などについて講評した。

 奥田氏は京都府生まれで、早稲田大学第一文学部卒。短歌結社「心の花」会員。「心の花」編集委員。2005年に歌集「麦と砲弾」で第48回短歌研究新人賞、08年に歌集「亡羊」で第52回現代歌人協会賞、18年に歌集「男歌男」で第16回前川佐美雄賞を受賞するなどしている。

 作品は第3歌集で昨年12月10日発行。佐佐木氏は「非常にバラエティーに富んでいる素材が登場する歌集」、高野氏は「いろんな面をおもしろく歌えるところが魅力」、栗木氏は「痛みを分け合いながら歌っているところに引かれた」、伊藤氏は「実験的な精神にとんでいる」などと講評した。

 授賞式は来年2月21日午後3時から宮崎観光ホテルで開き、同5時45分から祝賀会を行う。奥田氏は翌22日午前に日向市内の高校を訪問、午後は延岡市内で受賞記念講演会を行う予定。

 賞は、日向市東郷町坪谷に生まれ、日本短歌史に偉大な足跡を残した国民的歌人・若山牧水の業績を顕彰するため、授賞を通して短歌文学の発展に寄与するとともに、心豊かな文化意識の高揚と県のイメージアップにつなげることを目的に1996年に創設された。

 昨年10月1日から今年9月30日までに刊行された歌集または若山牧水論の著者で、短歌文学の分野で傑出した功績を挙げた人の中から、全国の有力歌人にアンケートを行い、上位に選ばれた4歌集を審議した。

【奥田亡羊氏コメント】

近代短歌の巨人、若山牧水の名を冠し、優れた先達が受賞者として歴史を積み重ねられてきた栄誉ある賞をいただくことに、この上ない喜びと心ひき締まる思いがします。牧水は、大自然の中をひとり、大きなさみしさとあくがれをもって旅した歌人です。その歌は未来に向けて投げた夢であり、思想であり、その言葉を追いかけて牧水は旅をつづけました。24日、未来にどんな言葉を投げることができるのか、今回の受賞を激励として、歩みを重ねたいと思います。

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