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乙女大橋が開通、渡り初め

本紙掲載日:2022-10-25
1面
テープカットとくす玉開披で祝った「乙女大橋」の開通式
出席者らによる渡り初め。先頭は後藤宮司
祝賀会であいさつする坂本会長(右)と出席者ら

森林基幹道・高千穂日之影線−総延長41・1キロ−全線開通35年度予定

 高千穂町と日之影町で整備が進む森林基幹道高千穂日之影線(総延長41・1キロ)のうち、高千穂町向山と日之影町岩井川を結ぶ「乙女大橋」がこのほど開通した。開通式が23日にあり、テープカットやくす玉開披、出席者らによる渡り初めなどで盛大に祝った。

 県環境森林部によると、高千穂日之影線は高千穂町押方の国道218号を起点とし、日之影町岩井川の森林基幹道宇目須木線を終点とする県内最長の林道で2035年度の全線開通を計画している。

 開通後は、利用区域面積2992ヘクタールにおける木材の伐採・搬出コストの縮減、再造林、間伐等の推進を見込むほか、災害時の迂回(うかい)路や観光ルートとしての利用、集落間のネットワーク化など、地域振興への寄与も期待されている。

 乙女大橋の建設は、高千穂日之影線のシンボル事業として18年に着工した。上部に2径間連続PCTラーメン箱桁、下部に逆T字式橋台とラーメン橋脚形式を採用。橋長は県内の林道橋中6番目の114メートルで幅員は5メートル。総事業費は約11億2千万円となった。

 式には県、高千穂・日之影両町の関係者ほか、江藤拓衆院議員、織田央林野庁長官、施工業者代表など約120人が出席。高千穂神社の後藤俊彦宮司による神事が営まれた後、テープカット、くす玉開披、渡り初めなどが行われた。

 その後の祝賀会では、高千穂・日之影線整備促進期成同盟会の坂本弘明会長(高千穂町議会議長)が「この林道が災害時の避難路や迂回路、救援物資搬送など多様に利活用され、沿線地域の活性化につながることを期待する」とあいさつ。施工業者代表として出席したピーエス三菱九州支店(福岡県)の横山順一支店長に感謝状を贈った。

 続けて江藤衆議院議員が「この林道を通すことは、国土を守り、日本の未来を創ることになる」。織田長官が「乙女大橋は森林基幹道計画の象徴的な施設。開通の意義、効果は大きい」。河野俊嗣知事が「多くの皆さんの力がまとまっていることを心強く思う。引き続き、森林基幹道の早期開通に向けて頑張りましょう」などと祝辞を述べた。

 開会のあいさつに立った甲斐宗之高千穂町長は「災害に強い地域づくりや、先日の鹿児島全共で日本一となった高千穂牛の生産等にも寄与する道路だと感じている。関わった全ての皆さまに感謝申し上げる」。

 閉会のあいさつを述べた佐藤貢日之影町長は「中山間で生きる高千穂、日之影両町として意を強くしたところ。台風災害、人口減少、高齢化など取り巻く状況は厳しいが、地域発展に向けて頑張っていく」と話した。

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