パープルリボンキャンペーンのべおか２０２２

１３日午後３時からエンクロス

◆女性への暴力根絶を

　「女性に対する暴力をなくす運動」（１２〜２５日）に合わせ、ガールスカウト延岡協議会は、１３日午後３時から延岡市駅前複合施設エンクロスで「パープルリボンキャンペーンのべおか２０２２」を行う。高校生らがスピーチやダンスを通して暴力根絶を訴える。来場を呼び掛けている。

　運動は、国連の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」（２５日）に合わせて内閣府が定めたもの。夫やパートナーからの暴力、性犯罪、売買春、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為など、女性の人権を著しく侵害する暴力の根絶を呼び掛ける。

　今回、毎年宮崎市に行って活動していた同協議会が、延岡市でも活動を広めたいと初めて企画。市男女共同参画推進室、のべおか男女共同参画会議２１の協力で実施する。

　当日は市内の女子高校生ら５人がスピーチやダンスを通して、「Ｂｒｅａｋｔｈｅｃｈａｉｎ（暴力の連鎖を断ち切ろう）」と思いを伝える。同会議は、来場者と一緒に、運動のシンボルであるパープルリボンを貼り合わせ、ハート型パネルを作り、啓発グッズの配布も行う。

　推進室は１２〜２５日の期間中、城山公園３階やぐら石垣をライトアップ。パネル展もあり、市男女共同参画センター（桜小路）で１４〜２５日の平日午前９時〜午後４時、自由に見ることができる。

　「まずは存在を知り、問題意識を持っていただく機会になれば。各団体の活動内容や相談機関に関する啓発グッズも配付するので、何かあったときに相談できることも知ってほしい」と推進室。