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イチゴの育て方学ぶ

本紙掲載日:2022-11-22
8面
イチゴの苗を見せながら説明する節賀代表

岡富小で「よのなか教室」

 延岡市立岡富小学校(柳田光一郎校長、414人)はこのほど、2年生83人を対象に「よのなか教室」を開いた。同市大貫町のいちにのいちご園の節賀誠司代表が講師として来校した。

 節賀代表は、イチゴができるまでの過程を月ごとに紹介。イチゴは花から実ることから、イチゴ狩りをする際に花を取らないよう呼び掛けた。

 また、同園では1万2000株のイチゴをビニールハウスで育てており、おいしいイチゴを作るために1万匹を超えるミツバチがハウス内にいることを説明。このうち200匹がイチゴを作るために必要な受粉を行うなどそれぞれに役割があり、節賀代表は「ミツバチは大事な仕事を手伝ってくれる仲間」と話した。

 最後に質疑応答の時間が設けられ、児童は家庭でイチゴを大きく育てる方法や同園で収穫されたイチゴの出荷先やどういった加工食品になるのかなど次々と質問した。

 松本双葉さん(8)は「イチゴを家で育てているので、お母さんに育て方を教えて、甘酸っぱくておいしいイチゴを作りたい」、瀬口桃さん(8)は「イチゴについていろいろと分かり、育てるときに役に立ちそう。いつかイチゴを育ててみたい」と話した。

 同校では、1月まで全学年を対象に「よのなか教室」を行う予定になっている。

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