サツマイモを収穫し、子ども食堂へ
本紙掲載日：2022-12-09
8面
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ダイナム宮崎延岡店と清松園やわらぎの里
障害者の就労支援や子ども食堂の活動に役立ててもらおうと、パチンコホールのダイナム宮崎延岡店（延岡市川原崎町、吉田大吾店長）はこのほど、同市大武町の障害者支援施設・清松園やわらぎの里（�眦膵篁楡瀋后砲閥ζ浦惑櫃靴織汽張泪ぅ發亮�穫作業を実施した。
やわらぎの里近くの畑で行われた収穫作業には利用者１５人や、同施設と同じ愛育福祉会が運営するこばと保育園（大武町）の４、５歳児２２人、ダイナムと協力して子ども食堂を支援している第一生命延岡中央営業オフィス（同市出北）の職員４人らが参加。にぎやかに声を上げながら、立派に育ったサツマイモを次々と掘り出していた。
参加した園児の森松叶梨（かりん）ちゃん（５）と日�皺�源ちゃん（５）は、「お芋を『うんとこしょ、どっこいしょ』って取ったのが楽しかった」「大きいお芋が取れた。食べるのが楽しみ」と喜んでいた。
サツマイモはダイナム宮崎延岡店が７月に市内の種苗店から購入した苗１５００本を無償提供し、園児らと植えて栽培。この日はダイナムが支援する子ども食堂からスタッフが訪れ、収穫後には箱詰めしたサツマイモを贈呈した。
ダイナムグループは生活困窮者など社会的弱者の支援を目的とした地域共生部門を設け、各店舗が地域ごとに活動を展開。宮崎延岡店は市内６カ所の子ども食堂への支援を軸に、障害者らが生産した作物や加工品を購入して届けるなど、周囲にも支援の輪が波及するよう工夫して取り組みを進めている。
サツマイモの一部はダイナムが無人販売所に出品するなどして、売り上げは全額やわらぎの里に贈る計画。ダイナムの吉田店長は「ささやかな活動だが、今後もいろんな形で地域に貢献できれば」と話している。