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小中学生へ、人生のアドバイス

本紙掲載日:2022-12-13
8面
岡富中学校であった「ひなた場」
鞍岡小学校であった「ひなた場」

対話型キャリア教育「ひなた場」

 県キャリア教育支援センター(水永正憲所長)の対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が11月29日までに、延岡市立岡富中学校(三樹浩二校長、333人)と五ケ瀬町立鞍岡小学校(脇山辰巳校長、34人)であり、それぞれの地元で働く人たちが講師として招かれ、児童生徒との交流を通じて人生のアドバイスを送った。


◆自分が一番の味方になって−岡富中

 岡富中では3年生111人が参加し、延岡市内の社会人ら22人の講師と対話した。

 1人の講師に6人ほどの生徒が集まり、まずは互いに自己紹介。講師が、これまでの歩みを曲線で表した「人生グラフ」を手に楽しかったことや打ち込んだこと、苦しんだこと、転機などを話し、生徒が熱心に耳を傾けた。

 生徒が、事前に書いてきた「人生グラフ」を元にして講師と対話する時間もあり、教職員らが見守る中、次第に距離を縮めて1対1で語り合う姿が見られた。

 4人の講師が、これまでの人生をストーリーにしてメッセージを伝える「人生紙芝居」もあり、元ユニクロ陸上部の長距離ランナーで現在、2児の母親でもある会社員福島玲奈さん(26)は「走ることで会社をアピールすることが仕事で、結果がすべてだった」という選手時代にけが、体重管理など苦労したことを振り返った。

 そして「きつい時こそどう粘れるかが鍵」「どうしても越えられない壁、これ以上我慢できない、無理と思った時は思い切って場所、環境を変えることも一つの選択だと心の片隅に置いて」「自分が一番の味方になって」とメッセージを送った。


◆失敗してでも行動起こして−鞍岡小

 鞍岡小では5、6年生11人が参加し、地域で働く6人の講師と語り合った。

 講師は、人生の浮き沈みを曲線で表した「人生グラフ」、文字やイラストでまとめた「人生紙芝居」を事前に作成。児童と向き合いながら、現在に至るまでの経緯やターニングポイント、時期ごとに感じていた心の機微などを語った。

 このうち、インフルエンサーとして五ケ瀬町の魅力を発信している由良田海さん(28)は、勉強にも部活にも情熱を傾けられなかった中学生時代を告白。町外へ進学後、たくさんの人とつながりを持つ中で「人前で話す」という興味と適性が一致する分野を見つけた。

 それらの経験から、やりたいことを考え続ける大切さに言及。まずは目標を決めること。その後は情報を集めながら大人に相談することを勧め「失敗してでも行動を起こさないともったいない。すべての経験は資産になる」と呼び掛けた。

 この日はまた、児童たちが楽しかった思い出、悲しかった思い出、好きなことなどを書き込んだワークシートを基に対話の時間を設定。アドバイスを受けてうなずく児童や、和気あいあいと談笑する姿が多く見られた。

 6年生の小谷蒼龍さん(11)は「いろいろな人の話を聞いて、頑張ることや後悔しないように生きる大切さを学んだ。しっかり勉強して、世界で活躍するような大人になりたい」と話した。

 ひなた場は、地域の大人と小中学生が互いに人生を語り合い、人と人とをつなぐプログラム。気軽に相談できる地域の先輩をつくることや、憧れの大人の姿を見つけること、自分自身と向き合い将来について考えることなどを目的にしている。

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