東九州伊勢えび祭りが終了

実食数１万７８８４食−過去最高の前年より微減も善戦

◆公開抽選会も

　伊勢えび料理などを通して延岡市と大分県佐伯市の食をＰＲする「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り２０２２」（主催・延岡観光協会、佐伯市観光協会）の実績報告と公開プレゼント抽選会は１３日、延岡市北浦町の北浦臨海パーク観光案内所であった。

　１９回目を迎えた今回は、延岡市から７店舗、佐伯市から２３店舗が参加。漁解禁の時期に合わせた９月２日〜１１月３０日の開催期間中、伊勢えびを使ったコース・単品料理を提供したほか、恒例の海道札アンケートやフォトコンテストで両市をつなぐ海道筋の食をＰＲした。

　報告によると、実食数は１万７８８４食（延岡市５０６７食、佐伯市１万２８１７食）。過去最高を記録した前年の１万８４３０食からは微減となったものの、コロナ禍や台風１４号被災などがあった中での確かな実績に、出席者は顔をほころばせた。

　延岡観光協会の盛武一則会長は「集客数も増加傾向にある。来年は開催２０周年の節目。より地域の発展、元気につながるイベントにしていければ」。佐伯市観光協会の岩本光生会長は「あっという間の３カ月間だったが、順調な売り上げで大変満足いく結果だった。来年は２万食達成を目指したい」と話した。

　報告後には、海道札アンケート回答者を対象にしたプレゼント抽選会が行われ、参加店舗に設置されていた専用ボックスから各１枚のアンケートはがきを選出し、３０人の当選者を決定した。当選者には伊勢えび１キロ相当が贈られる。