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年末年始・平日を土曜ダイヤに変更

本紙掲載日:2022-12-20
1面

慢性的運転士不足にコロナ禍−宮崎交通

◆県北の路線バス運行継続困難に

 宮崎交通(高橋光治社長)は16日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で路線バスの運行継続が困難な状況になったとして、県北(延岡・日向・高千穂)地区の平日の運行を土曜日ダイヤの運行に変更すると発表した。期間は26〜29日と来年1月4〜6日の計7日間。

 乗合業務課によると、路線バスの定期運行については、慢性的な運転士不足が続く中であらゆる方策を尽くし、最大限努力して維持してきたが、11月以降の感染拡大で出勤できない運転士が増え、今後も必要な人員が確保できない見通しとなったため対応を決めた。

 期間中の計7日間の1日便数は347便(平日)から248便(土曜)に減る。高速バス(延岡−福岡線)や特急バス(延岡−熊本線)は除く。また、通勤通学で利用の多い朝夕の時間については、8便の臨時便を運行する。30日〜来年1月3日は日祝ダイヤになる。

 今回の運行計画変更に関係する定期券の利用者については、申し出があれば日割りで払い戻し(手数料なし)の対応を行う。また、運行計画変更の期間は、状況が改善されない場合は延長する可能性もあるという。

 同社は「現段階でお客さまへの影響と運転士双方に最適と考えられる対応を取ることにした。ご利用のお客さまには大変なご迷惑をおかけしますが、何とぞご理解をいただきますようお願い申し上げます」としている。

 期間中の臨時便の8便は次の通り。

【朝】「桜ケ丘−小山橋経由−雷管」(発時刻午前7時7分)▽「雷管−小山橋経由−桜ケ丘」(同7時15分)▽「延岡駅−すみれ団地経由−九州保健福祉大学QOL棟」(同7時22分)▽「延岡駅−合同庁舎経由−九州保健福祉大学QOL棟」(同8時10分)

【夕】「九州保健福祉大学QOL棟−すみれ団地経由−延岡駅」(発時刻午後4時50分)▽「九州保健福祉大学QOL棟−合同庁舎経由−延岡駅」(同5時41分)▽「桜ケ丘−小山橋経由−雷管」(同6時)▽「九州保健福祉大学QOL棟−すみれ団地経由−延岡駅」(同7時9分)



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