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基本構想策定へ、建設検討委が発足

本紙掲載日:2022-12-29
1面
建設検討委員会の第1回委員会

次期、一般廃棄物最終処分場−日向東臼杵広域連合


 日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の1市2町2村で構成する日向東臼杵広域連合(連合長・十屋幸平日向市長)は21日、新設して2031年度から供用開始を予定している次期一般廃棄物最終処分場の建設に関する各計画を検討するため、学識経験者や住民代表らで組織する建設検討委員会(委員長・土手裕宮崎大学工学部教授、9人)を立ち上げた。今年度中に基本構想を策定する。

 同連合は10月、最終候補地に美郷町西郷田代花水流(はなずる)地区の民有地を選定している。同日は町西郷ニューホープセンターで開いた第1回委員会(公開)で、建設検討委員会の委員に委嘱状を交付。施設設備や防災減災対策に関する基本方針などについて協議した。

 一般廃棄物最終処分場とは、家庭などから出た「燃やせるごみ」を焼却した後に残る灰や、不燃物からリサイクルできる部分を取り除いた後の残りかすなどを埋め立てる施設。現在使用している日向市富高の同市一般廃棄物最終処分場は、31年度に埋め立て終了の時期を迎える。

 建設検討委員会の委員は次の通り。

土手裕(宮崎大学工学部教授)大榮薫(同大学工学部准教授)佐伯雄一(同大学農学部教授)原田隆典(同大学工学部名誉教授)山田大志(NPO法人五ケ瀬川流域ネットワーク理事長)菊田正光(美郷町区長会長)小野圭一(同町花水流地区区長)松本恵喜(同町花水流地区)=公募=、小野和久(同町小川地区)=同=

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