夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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俯瞰し多角的に判断
◆前向きになれる町をつくりたい
−−昨年5月末に町長に就任されてから約7カ月がたちました。
39年間務めた町職員から立場を変え、たくさんの人と出会い、支えられた7カ月でした。就任して感じたことは、山積する地域の課題一つ一つに道筋を付ける難しさです。担当分野に全力を注いでいた職員時代とは異なり、町政を俯瞰(ふかん)で捉え、多角的に判断する力がより求められているように感じています。
−−新型コロナウイルス感染症について、町への影響や今後の方針は。
長引くコロナ禍で町全体が気力を削られている印象です。イベント等の自粛や縮小が続き、みんなで協力して物事を進めるという機会がめっきりと減りました。中山間地域の魅力でもある住民同士の密接な関係性が希薄になり、住みよい地域づくりや見守り活動等への影響も懸念されますので、可能な催しから随時再開の必要性を感じています。一方で、ICT(情報通信技術)による業務効率向上や必要性が低い慣習の簡略化など、数少ないプラス材料もありました。
−−台風14号の被害のため、スキー場の営業を断念しました。
アクセス道の複数箇所で土砂崩れや道路損壊があり、長期的工期を要すると判断しました。スキー場自体が被災しなかったことは救いですが、今季は降雪の滑り出しが良かったため残念な気持ちは否めません。経済への打撃はもちろん、冬季雇用で来られていた方々もお困りだと思います。外貨を稼ぐ町の〃顔〃でもある施設なので、迂回(うかい)路整備や仮設道路建設などの代替え案も含めて検討を重ねていきます。スキー場以外の被災地域についても同様です。国の激甚災害指定を受け、財政面の課題は払拭(ふっしょく)されましたので、早期復旧に向けて力を尽くします。
−−全国和牛能力共進会(全共)や荒踊のユネスコ無形文化遺産登録など明るい話題もありました。
全共では、町内から30年ぶりの出場となった興梠大志さん=桑野内地区=が6区(総合評価群)種牛の部の優等首席を持ち帰ってくれたことで、畜産振興への機運が高まっています。一方で飼料価格の高騰問題などもありますから、予算に助成金を組み込むなどして後押しができればと考えています。荒踊もそうですが、特産品の茶、シイタケ、和牛など、地域でコツコツ積み重ねてきた成果が全国規模で認められてきており、この良い流れを未来につなげていきたいです。
−−今年の抱負を。
住民の皆さんが前向きな気持ちになれる町をつくりたいです。五ケ瀬町は総人口が少ないので、昔から交流人口を増やすことに力を入れてきましたが、ここ数年はコロナ禍でそのための取り組みも滞っている状態です。また、人口減少対策として若者の結婚支援や移住定住推進事業なども展開しなければならないと感じています。イベント等を随時再開させながら、地域住民同士の絆を紡ぎ直す一年にしたいです。